テーマ:今日のワイン(6038)
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昔のブログに書いていたのだが伝説の作り手である。現地入りも含めて色々なドメーヌを試したのだが、結局この作り手に敵う人はいなかった。Pascal, Francoisの両Cotatも素晴らしいがこの作り手には及ばない。この作り手、実は1991年のRP氏の本で両Cotatと共に取り上げられていて、彼の碧眼に感心したものだ。 熟成したものはトリュフを思わせる複雑な香りがある一方、透明そして清涼、深いミネラルの味わいはCote de Beauneのシャルドネと違った良さがある。ちょっと野を思わせる草の青さはあるが、そこもまたここの魅力だ。 Chevreをちょっとパンに乗せ軽くトーストしたものと合わせるとこのワインの良さが一層引き立つ。勿論Crotinなら言う事なしだ。 さて、これは赤。サンセールの赤はどうしても冷涼なため、軽めになりがちだ。ここの赤も味わいは軽いものの、Truchot翁のブルゴーニュを思わせるような深く立ちこめる品のある赤果実の香りがある。このドメーヌ、白も赤も生産量極小のため、殆ど市場には出てなかった。(白は75ケース、赤は25ケース)。 そして2003年を最後に一応引退している。情報では若干まだ自分用に若干白を作っているらしいが。 ただ翁のワインと同じでボトル差が激しく、何度も外れている。幻のサンセール赤、後数本残っているが開けるのがちょっと怖い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/05/28 02:24:22 AM
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