テーマ:今日のワイン(6005)
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前に何度も書いているのでさらっとだが、Chassagneは歴史的には赤だ(LavalleにはRuchotte以外には白の畑は無いと書かれている)。別段歴史的に赤だから白を植えるのは駄目だと言っている訳ではないのだが(Pulignyも赤が多く、カイユレも確か歴史的赤だった筈だが今は素晴らしいワインを作っている)、個人的にはChassagneの白というのはどうも重く野暮ったくなる傾向がある。うまくすればその野暮ったさが心にしみる素朴さになるのだが、中々難しいのが現実だ。 この作り手の一級、よりデリケートなVergerは別としてどの畑もやはり例に漏れず、野暮ったさと素朴さの境界を言ったり来たりだと感じる。畑が赤に向いているからであろうか。この畑も歴史的には赤、しかも極上とされている。VTの性格として酸が少ないのもその重さを強調している。ただナチュラルで補酸はされていないと思う。 この作り手はやはり特級かそうでなければ村名が良いのかもしれない。後、赤はエレガントさも適度に有り、この村の他の作り手の粗暴な赤とは一線を画し、Ramonetと双璧だろう。ただ生産量が少なく中々見ない。久しぶりに飲みたくなったがちょっと纏めて買ってしまった直後なので少し節することにする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/08/26 10:30:20 PM
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