嫁さんが・・・死にました。
妻は、昨年の5月くらいから体調を崩し、何度か入退院を繰り返していました。12月27日に何度目かの入院をしましたが、お腹の液をカテーテルで処置したら、またすぐに退院できる予定だったのですが、今回は症状が改善せず、病院で年を越しました。それでも、1月25日には退院後の生活について、在宅医療・訪問看護・ヘルパー事業者・病院のドクターで打ち合わせの予定だったのです。妻は20数年前に、些細な病気で頚椎を損傷し、その後は車いすでの生活となりました。手首までは何とか動くのですが、指はだめでした。1月23日の深夜、午後11時55分に病院から「奥さまが、心停止の状態です。すぐに、病院へ来てください。」との連絡がありました。夕方に電話で話したときは、いつもと何ら変わらない様子だったので、本当に驚きました。タクシーで病院に駆けつけましたが、間に合いませんでした。1月24日午前0:25に臨終でした。コロナ感染防止のために、入院中の面会は原則禁止でした。物品の受け渡しは、病棟の看護師がロビーまで下りてきての受け渡しです。23日の午前9時くらいに妻から、バスタオルと下着を持ってきて欲しい連絡があり、午後3時過ぎに届けました。4時くらいに、「持ってきてくれて、ありがとう。」との電話がありました。いつも、そのような電話はないのにと、ちょっと不思議に思ったことを覚えています。その会話が最後となりました。25日に通夜、26日に葬儀を終えました。妻が初めて注文した冷凍おせちを二人で食べることができなかったのが、心残りであり、悲しくもあります。葬儀でお礼の挨拶をしたのですが、「涙で文字が見えない」というのを初体験しました(笑20数年に及ぶ介護は、あまりにもあっけなく終わりました。この日記を読み返すことはないと思いますが、備忘録的につづってみました。