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2016年10月02日
カテゴリ：ググッと感じた事です
 子供の成長ははやい。アイリッシュタイムズがオープンしたとき、歩くのもおぼつかず、背の高い椅子に自分で腰掛けられなかった息子も、大学生となった。 店は、そのまま毅然と同じ営業を続けている。しかし、子供は、身の丈も伸び、学習し、言語を覚え成長していた。 アイリッシュタイムズがオープンしてから、私は、息子と旅をして、コンサートに行き、映画をともに見に行った。その息子も、大学となると、大人への門を開いたようなものである。自ら学問を選び、自ら友人を選び、見聞を広めていく。 息子が社会へ飛び出すのも数年後だ。ふと気づくと、永遠に続くと思っていた息子との時間も限られたものになっている。親が子供と過ごせる時間とは実は少ないのである。 これから息子と見に行く映画も、コンサートも、もしかすると水入らずで一緒に行ける最後の機会かもしれないと思う。 そんな気持ちでいると、アイリッシュタイムズで過ごす時間と同様に、息子との時間を愛おしく感じるのである。
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最終更新日
2016年10月03日 14時00分32秒
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