今だから、母乳ー利点をいくつ言えますか?
こんにちは今日は助産師が記事を担当していますなので話題は「母乳」ずーっと前にも母乳に関係する記事を書きましたが今日はまた視点を変えてみますさてクイズですQ.母乳の利点ってなんでしょう?みなさんいくつ言えますか?助産師なら、すぐに7.8は思いつくはず。皆様にとっても簡単な質問でしたねステップアップクイズQ.母にとっての利点、赤ちゃんにとっての利点は?なーんだ?えっ?と思いますか?母、子それぞれ3,4は思いつきますか?赤ちゃんには、免疫力up、おなかに優しい、優れた栄養母には、母と子のスキンシップ、子宮の戻りが良くなる(オキシトシンの分泌up)私が25年くらい前に助産師学校にて学んだのはそのくらい(世代的に記憶に問題があるのでそこは失礼します?!)最近は科学の進歩とともに、母乳の良い点が色々とわかってきましたたまたま、東京都の医師会が発行している情報誌「元気がいいね」に母乳の記事が出ていたので紹介しますさて、長いのでご了承ください
その記事によると・・・母乳育児の良いところとして「赤ちゃんにとって」良いところ
↓↓↓↓↓↓↓●糖尿病の発症率減少●肥満の減少●感染症のリスク減少●喘息のリスク減少●アトピー性皮膚炎のリスク減少●白血病の発症率減少●知能指数が高くなる●突然死のリスク減少さて、次に「母にとって」良いところ
↓↓↓↓↓↓●子宮が早く元に戻る●産後うつの減少●乳がんのリスク減少●卵巣がんのリスク減少●早く妊娠前の体重に戻る●糖尿病のリスクの減少●高血圧のリスク減少●脂質異常症のリスク減少母、子に対する利点が
それぞれ8項目ずつ載っていました原文そのままのせていますこれ・・・・・今の若い助産師なら
全問正解できるのかなぁ(/ω\)????私自身も言われてみれば、あ、そうだなと思いますが、知らなかったこともあり、
ここまでまとめて説明するのは難しい新しくわかったこととしては、
母乳は母と子の「今の健康」を守ることはもちろん
将来にわたって母子の健康維持に役立つ」ということです若い方に「糖尿病」や「高血圧」、「脂質異常」のことを言ってもピンとこないかもしれませんが、中高年以降、現代日本の医療費の多くを占める悪名高い病気ばかりですでも、前にもいいましたね日本の完全母乳栄養率(いわゆる完母っていうやつです)残念ながら、低いんです母乳しか与えられていないというお子様は半数に満たない状態その理由は・・・複雑です体質的にっていうのは良くないですが、もともと母乳が出にくい人がいるといわれていますその割合は1割に満たないと言われています教科書的には・・です生まれて間もない時期は、十分な量の母乳がでない方もいます毎日毎日、赤ちゃんへの授乳することにより徐々に分泌量が増えてきます生後数週間~数か月の間に分泌量が増えてくるので、十分な量を分泌することができると言われています当クリニックでは母乳外来も行っているので、母乳の悩みを聞く機会があり、母乳をやめてしまう女性の声を聞くことは多いですみなさん、安易にやめてしまっているわけではないですその事情は複雑ですやめてしまう前にお手伝いができたらと思うことはよくありますこんなに沢山ある母乳の良さを紹介したら、「もうちょっとがんばってみようかな」って思ってくれるかなって期待です母乳の相談窓口が少ないというのも普及しない大きな要因かもしれません「母乳外来」をやっている病院ってすごく少ないですし、「出産した人限定」「曜日限定」「予約いっぱい」とか制限が沢山あって受診しにくいんですもし、本当に困っていたら、母乳に限らず健康に関する相談窓口は、「保健所」「保健センター」です日本のどこでもありますそこでは、地域の医療機関の情報をたくさんもっています首都圏にいる方はご安心ください当鍼灸院の提携クリニックでは母乳外来をやっています今は2人の助産師が勤務していますあまり宣伝していないので、「予約はいつでも可」です出産施設はないので、「予約の制限はナシ」受診したい時にいつでもかかれますおっぱいが痛い乳腺炎かも赤ちゃんが吸わない母乳がでているかわからない不安になる気持ち、すごくわかります私は助産師ですが初めて母になったとき、子どもがきちんと飲めているか心配で心配で「おっぱいにメモリがついていたらいいのに」と何回も思いました泣いてる子どもとオロオロしたこともしょっちゅう助産師でもそうですから、みなさんも安心していろんなことを相談してください長くなってしまいましたが、改めて、母乳を見直してくださいいまさら、ではなく今だから、です以下は鍼灸院の宣伝です母乳を促進するツボがあるのをご存知ですか?母乳の分泌のカギは「血流」です乳房付近の血流を促す「ツボ」があり、そこにお灸をしてもらうと、なんとも言えず「あったかくて心地いい」血流が促され分泌がアップします毎日子育てに奮闘しているママにはリラックスのツボも母乳の出が心配な方どうぞ鍼灸院へお越しくださいご予約はメールでどうぞ