|
カテゴリ:見たり聞いたり
ほとんど関係無い分野ですけど
特許関係の講演があったので聞いてきました 講師の先生は、特許庁の審判官をされたあと 弁理士さんになって国際特許事務所の所長をされています 難しい法律の話かと期待していませんでしたが 白髪の60前の紳士はわかりやすい解説をしてくれました 特許も現在では国際化が一般的になっており 21世紀では各国で取得するのではなく 一元化も考えられるとか 特許は財産権であり 取得してからの維持・活用・守ることが重要であること そして唯一独禁法の適用除外であること 活用・ライセンス活用しなければただの紙切れであること 取得しただけで喜んでいる社長の会社は 将来が無いであろうこと 実例をまじえて引きつけられてしまいました 実例も面白かったです 4人の青年が取得した特許事例ですが 劇場用の自動ドアについて ドアの前に立っただけで開いてしまうと 会場に迷惑をかけてしまうわけで そこで少しだけ手動で開くようにし 中を覗き見できるようにし 一定以上開くと自動で開くという仕組みです そして何より驚いたのは この仕組みは文章で書いただけで 実際に製造されて実証されたわけではない それでも特許が認められるということでした ちなみにこのシステムは 高齢者用住居で実用化されているそうです 特許とは言葉である 技術という理系と法律という文系の融合 そう感じた楽しい2時間でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[見たり聞いたり] カテゴリの最新記事
|