テーマ:気になったニュース(30421)
カテゴリ:C型肝炎闘病記
薬害肝炎問題の解決や治療費の補助に向け、少しずつ動き始めていますね。歯に衣着せぬ物言いでマスコミにも登場してきた舛添要一氏が厚生労働大臣になったことも、事態の進展につながるのではないか、との期待も一部に出ているようです。 しかし、私はどうしても舛添氏を完全に信じることができません。評論家(正直、学者じゃないですよね)としての発言がぶれることが少なくなかったので、「この人は真面目に物事考えてないんじゃないか。単にマスコミ受けを狙っているだけじゃないか」と思ってたからです。 そんな中、今週の週刊文春の記事「舛添要一オフレコ差別発言『厚労省の役人は黒人、スレイブ』」を読みました。 見出しになっている差別発言もさることながら、私が嫌な気持ちになったのは以下の一文です。年金記録問題のいわゆる「宙に浮いた5000万件」の調査に関連して、予算委員会では前向きに検討したいといいながら、記者団との懇談では、以下のように語ったという。 「調査なんかやっても仕方ないだろ。山井には『前向きに検討する』と答弁したが、前向きに検討して、結局やらなきゃいいんだ。ほとんど百歳以上で死んでいる人ばかりなんだから。1,2年後にやればいい話」 私も闘病中のC型肝炎問題でも、薬害の可能性がある30万件を調査すると大見得切っていましたが、結局間に合わなかったと言い訳するつもりなんでしょうか? 実際、文春の記事では舛添大臣の下記の本音も書かれています 「3月まで一生懸命やって『ここまでやりました!』って辞められたらいいな、そう思っているぐらいだよ」 薬害肝炎訴訟の原告団の方々は、こうした舛添大臣の本音に気付いていらっしゃるとは思いますが、是非騙されずに頑張っていただきたいと思います。 ☆☆☆☆☆☆ 今日は東京西部のS大学での講義。何とか90分×2コマをやりとげましたが、昨日の久しぶりの頭痛の後ということもあり、帰りの電車ではぐったりしてしまいました。再来週の24日は連休の谷間ということで休講としましたが、「休講の方がいい人!」と聞いて、元気欲良く手を上げた学生さんはひとりだけ。みんな真面目なのか?それとも お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 10, 2007 10:00:14 PM
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