長峰ブログ

たまたま、ネット上で見かけた「いろは歌留多」に、

気持ちがスッキリする思いだった。その歌留多とは、

日経ビジネスオンラインの「2010年総ざらい！吉例

ビジネスいろは歌留多」である。ささやかな気晴らし

ができた。


この1年を振り返ってみると、不毛な政治に嫌気を

さした自分がいた。追い討ちをかけるように、昨日

になって、あの一兵卒の反乱（？）も起きた。何だ

ろうか？ 国民は白けている。


そんな中、河村名古屋市長が率いる、地域政党

「減税日本」の名古屋市議選に出る、一次公認

候補27人の発表があった。その中に、よく勉強会

でご一緒する女性ＦＰの顔を見つけ、あっと驚いた。

ご活躍を期待したい。


いまだ、先行き不透明なままの日本国。世界から

は、ひとり置いてきぼりである。忘年会で、来年は

どうなる？と聞かれても、ワクワクする展望はなく、

有望な市場も見えてこない。そこで、こんな歌留多

が目を引く。


《は》　花より団塊
さよう。有望な市場はいまや団塊の世代周辺にしか
残っていない。若者は草食系。ギャルは装飾系。30代
は僧職系。いずれも貧乏でケチ。だからマーケッター
は今日もオヤジをおだて上げ、オヤジは図に乗り、
草食系の庭には草も生えず、だからマーケッターは
今日もオヤジをおだて上げ……以下無限ループ。
むなしい。


確かに、多くの若者は車を欲しがらない。やんちゃ系

の若者は、逆に無理してでも高級車を乗り回すことが

ある。これを可能にしているのが、親のお金か、はた

また…。


《す》　すべての道はローンに通ずる
本当に必要なものだけを買おう。ほしい物すべてを
買う人間が歩むのは、ローン地獄＆自己破産への
道だ。帰り道は無い。おぼえておこう。


真っ当なビジネスよりは、アンダーグラウンドであった

り、お遊び系のビジネスだったり、人間の欲望に目を

つけ、そこを巧みに攻める（つけこむ）のがいいのかも

しれない。だが、ＦＰビジネスは、むしろ、その欲望に、

ブレーキをかける役目である。したがって、ぼろ儲けを

したい人は、ＦＰではなく、他のビジネスを当った方が

いい。