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カテゴリ:時事
東日本大震災からの復興が急務であるのは、
誰の目にも明らかである。しかし、ここまで くると、もはや頭の挿げ替えはやむをえない。 政治空白は避けたいが、きちんとした復興 を成し遂げるためには仕方がないのだ。むしろ 早く、新体制で臨みたい。 先月25日、パリで行なわれた経済協力開発 機構(OECD)設立50周年式典で、日本を 代表して演説した菅首相の不規則発言に 国民は唖然としている。もともと、演説草稿 には盛り込まれていなかったものを、首相が 急きょ付け加えたものだというから、開いた 口が塞がらない。 「約1,000万戸の屋根に太陽光パネルを設置 する」とした演説は、閣内で調整された結果の 産物ではなかった。担当の海江田経済産業 相の会見でも、「報道で知った」と困惑して いた。昨日の閣僚懇談会で、首相は「今後は 気をつけたい」と陳謝したというから間違い ない。 今日の党首討論後にも、自民公明で内閣不 信任案を提出するとも言われており、民主党の 造反議員が何人でるかが焦点になっている。 被災者にとってみれば、「何をやっている」と いう事態だが、このままでは進むものも進ま ない可能性がある。 いや進んだとしても、将来に向けて入念に検討 されたものではないかもしれない。このまま、 大事な政策を立案させたり、国際社会に向けて 発言させてはいけない。そういう思いを強くさせ た出来事だ。 思い出されるのが、鳩山前首相の、国連気候 変動サミットでの発言だ。温室効果ガス25% 削減という目標も、世界には本気にされなか った。もはや「トラスト ミー」と言われて信じて くれる国はあるのだろうか? 「ウソも方便」で 片付けられても困るし、ね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月01日 08時41分51秒
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