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カテゴリ:時事
東海・東南海・南海地震の連動発生を考える
内閣府の有識者会議「南海トラフの巨大地震 モデル検討会」が行なわれ、その中間発表を 行なった。 それによると、新たに見直した震源域の面積 は、実に現行の約2倍にもなり、地震規模は マグニチュード9・0が見込まれるという。 じゃあ、これまで中央防災会議が定めていた 現行の地震モデルは、何だったのだろう。今回 は、何ゆえに、想定を2倍にまで変えることに なったのだろう。それは、古文書や津波堆積 物、遺跡の液状化痕跡や地殻変動など、過去 数千年の履歴を検証したからなのだそうだ。 他にも、プレートの構造やプレート境界面の 形状、東日本大震災の津波発生メカニズムなど 最新の科学的知見を基に検討されたようだが、 古文書などの先人が教えてくれるものを見直す ことは正しいように思う。 【送料無料】この地名が危ない 新聞の新刊書広告で、「この地名が危ない」 を見て、興味を持ったばかりである。その 紹介によれば… 「地震・津波・火山・台風・雪・土砂災害… …地球上最も災害の多い島国でいつ襲いくる ともしれぬ過酷な自然と向き合い、そして 被災した我々の祖先はその土地土地に「ここ は危ない」というメッセージを地名として 付けてきた。現在もその古い地名の分析が 次の災害の予想・対策につながる。 だが、いま市町村合併や観光開発など目先の 利益優先の安易な地名変更政策のせいで古い 地名が次々に消えている。いまこそ先人の知恵 の結晶に学べ!半世紀以上、地名のことばかり 考え続けてきた著者による『災害地名学』の すすめ。」 市町村合併で、消えた地名。普段の生活にも 「あれっ?」と思うことがあるが、地名の起源 などは、語り継いでいかなければならないもの なのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年12月27日 18時29分38秒
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