長峰ブログ

今日は、黒田日銀総裁になって初めての政策

決定会合が行われた。リフレ派にとって、待ち

に待った会合で、どんな政策がまとまるのか、

注目されていた。


それは、「大胆すぎる」ほどのインパクトを放って

発表された。「2年で、インフレ率2％、マネタリー

ベース（通貨総量）2倍、保有国債の残存期間を

2倍以上」という、４つの「２」を並べたツーバイ

フォー（２Ｘ４）政策と、日経新聞で紹介されている。


朝からセミナーに出かけたので、しっかりチェック

ができていなかったが、午前中の日経平均株価は

マイナスだったのではないかと記憶している。


それが、政策発表後の市場は大幅に円安・株高

に動き、終値で272円も上げている。行き過ぎを

心配する向きもあるのだが、失われた20年を払拭

するのは、並大抵なことではない。実際に行き過ぎ

の兆候が出てきたら、その時点で動けばいいだけ

のことである。


今日のセミナー参加者は新卒の新入社員の方々

で、平成バブルのときは、まだ生まれていない。

ずっとデフレ下で育ってきた彼らに、潮目が変わり

つつあることを伝えたが、果たしてどこまで伝わっ

ただろうか。