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カテゴリ:書評
いま読んでいる文庫本が「こころの処方箋」だ。
心理学者である河合隼雄氏の著書である。 寝る前に布団の中で、3章ずつ読んでいるが、 昨夜読んだ12章は納得して眠りについた。「100 点以外はダメなときがある」というタイトルがつい ている。
努力しても報われず、「運が悪い」と嘆くことが ある。必死に努力して、常に80点をとるほどなの に、いざというときに報われない。しかし、一方で、 普段は60点程度の努力しかしていないやつが、 いざというときに報われる人がいる。「運のいい やつ」だ。 この違いはどこからくるのか。100点以外はダメと いうときに、80点では報われるわけがないのだ。 「運がいい」という人はどうかと言えば、ここぞと いうときに100点をとる。平均点が80点以下でも、 その効果がまるで違うわけだ。100点をとるのは ときどきでいいと言われると、肩の力を抜くことが できる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年01月17日 22時58分08秒
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