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今日の駅弁は、浜松駅の「三四郎御辨當」である。
明治41年に発売された夏目漱石の「三四郎」には、主人公、小川三四郎が乗った汽車が浜松駅に長く停車し、「浜松で二人とも申し合わせた様に弁当を食った」というくだりがある。 当時、浜松駅で駅弁を販売していた唯一の会社(自笑亭)が、三四郎が食べ、作者の漱石も食べたであろう駅弁を再現したお弁当である。 資料は、第二次世界大戦で焼失してしまったそうで、当時の雑誌の記事などから再現を試みたものだ。 木の折の二段重ねで、ご飯に梅干し1つが主食。 副食は、細鰻、玉子焼、蒲鉾、河魚佃煮、蓮、椎茸、沢庵が上品に盛られた。 味も私好みで、個人的には大満足の駅弁だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年01月23日 22時57分15秒
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