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カテゴリ:書評
今日は、静岡県浜松市で2回セミナーを行った。その1回目と
2回目の間が空くので、喜多嶋隆氏の「みんな孤独だけど」を 読んでいた。一気に読んだが、力が出る物語だ。 みんな孤独だけど [ 喜多嶋隆 ] 4編の短編集で、「前向きな孤独」をまとったヒロインたちの ラブストーリーである。自分らしく生きていこうとする彼女 たちの物語を読むと、前向きになれるところがいい。 特に、4編目の「レンズごしに、好きだと言った」は、その設定 に驚いた。葉山の一色海岸にある、企業の保養所が舞台だが、 妻が学生時代にバイトしていた先にそっくりなのだ。 その企業が、写真フイルムメーカーというところまで同じなのだ。 妻の姉が勤めていたメーカ―で、夏休み期間にバイトしていたが、 そこは三浦海岸にあった。それを一色海岸に移し替えただけのよ うなのだ。でも、一色海岸ってどこ?個人的には聞いたことない。 私もバイトする妻を訪ねて、その保養所に行ったことがあるのだ が、帰宅してから、妻にその保養所がどうなったかを聞いてみた。 企業の合併などもあり、保養所がどうなったかは分からないとの 答えだった。そりゃ35年も前のことだし、姉も結婚して退職して いるから仕方がない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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