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テーマ:今日聴いた音楽(74098)
カテゴリ:音楽
1 「その街のこども」 -エンディングテーマ-
2 歩く-「その街のこども」 -挿入曲- 3 未来は今- NHK「未来は今 10years old, 14years after」 -テーマ曲デモ - 4 Dust in the wind 1 -「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」 -挿入曲- 5 Dust in the wind 2 -「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」 -挿入曲- 6 私達の望むものは -「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」 -エンディングテーマ - ■ボリューム0ということはこれから先に本編が続々とリリースされるということか。映画、ドラマの音楽(音響)担当という仕事をさせたら、この人ほど期待を裏切らないアーティストも少ないのではないか。 ■このミニアルバムはM1,M2が今年1月NHKで放映された「その街のこども」から、M3がやはり昨年NHKで発表された「未来は今」から、そしてM4からM6は6月に封切られた松田翔太主演の「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」からピックアップされたもの。 ■特に「その街のこども」というドラマは森山未来と佐藤江梨子が神戸の街を歩くだけの話なのだが、ふたりの後ろ姿とか横顔とか夜から朝に変わるその街の風景にかぶさった大友良英の音楽がひどく印象に残っていた。 ■最初はドラマを装飾する効果音のように聞こえていた音楽が、いつのまにか映像よりも前に浮きあがって聞こえるようになり、ドラマの方が音楽に寄り添って進んでいっているような感覚にさえなった。M2はその典型的な楽曲だったのだが、あらためてこうやって音楽だけに耳をすませてみても、夜の神戸と彼と彼女の歩く姿が目に浮かぶ。 ■”つんざく”でも”切り裂く”でもないのだけど、エレキにしろ、アコースティックにしろ、なにかしらある種の空気感を伴って鳴っているギターの音が強烈に迫ってくる。録音が良いのだろうな。なんか自分のステレオが一段格上げされたような音の響き方が心地良い。 ■エンディングで 阿部芙蓉美という歌手の歌を初めて聞いた時、ゾクッとなったのはドラマの感動のせいだけではなかった。このCDでは最初にいきなり流れだすのが彼女のあの声なので、その都度飛びあがらずにはいられない。 ■大友氏と彼女の親密度がどの程度のものかわからないが、M6でも彼女は岡林の「私達の望むものは」を歌う。わたしの望むことはぜひともこのシンガーの歌をひとりでも多くの人に聞いてもらいたいということだ。わたしもあのドラマの放映後、すぐに彼女のソロアルバム「ブルーズ」を注文したクチだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/07/29 10:13:40 PM
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