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カテゴリ:音楽
01. On the Timeline
02. Time Drop 03. I Saw The Light 04. 雪どけ 05. kurOFUne 06. Skylove 07. 壊れそうな世界の中で 08. Magic days 09. 君に、胸キュン。-浮気なヴァカンス- 10. GLOW 11. 十字路に降る雪 12. 君住む街へ 13. Don't think twice ■高野氏本人が双生児のようと語るように前作「Rainbow Magic」の姉妹編という趣のアルバム。ジャケ写のカラーもあの盤のテイストを引き継いでいる。(アーティスト写真の方は今回は前面には出てこないが) ■充実の前作に比べてもその内容は勝るとも劣らない。曲数が減り、それぞれの曲のボリュームが少なくなった分、さらにカロリーは減少し、のど越しも口当たりも相変わらずの高野印。この湿度の低さは梅雨時に聴くには最適な音楽ではないだろうか。 ■カバーは2曲。M3は彼の心の師匠トッド・ラングレンの名作。「瞳の中の愛」という邦題はどうかと思うが、高野氏自身が書いたこの曲の日本語詞はまるで最初からそんな歌だったかのように耳に馴染んだ。 ■もうひとつはみんなが知っているYMOのM9。歌謡曲かと見まごうこのポップソングは歌うのはたやすいが、演奏するとなるとえらく複雑な難曲。それをさらりと聞かすテクニックはサポートメンバーとしての彼のキャリアがなせる業。 ■細野晴臣の「Hosonova」、鈴木慶一の「ヘイト船長回顧録」、曽我部恵一の「Pink」、上半期だけで充実の傑作がぞろぞろ発表された今年だが、この高野寛の「Kameleon Pop」もまたそれらのアルバムと肩を並べる出来だと思う。いくらでも褒めるが、それはちっとも過大評価ではないと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/06/10 11:23:51 PM
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