金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』第5話
内容清家(櫻井翔)を裏で操っているのは母・浩子(高岡早紀)ではと、考え始めた道上(水川あさみ)は、浩子を追い始める。やがて鈴木(玉山鉄二)が浩子と面識があったことをつかむが、鈴木は知らないと言うばかり。敬称略脚本、神田優さん演出、岩田和行さん今回は、主人公・道上が色々と調べる描写が多かったですね。ま。。。記者なので、当たり前のことなのですが。今作って、それ以外の必要性の薄い描写が、毎回、かなり盛り込まれていて。完全に話の腰を折ってしまっていたのだ。道上、清家、鈴木の3人描写が多くなったことで、ようやく、物語として楽しめるようになりそうだ。ってか、面白いかどうかは、こういう政治絡みの題材を扱っている時点で、好みがあるのだけど。そもそも。ドラマが楽しめるかどうかは、登場人物がシッカリ描かれていること。そしてそれらによって、物語が紡がれていること。で。。。その物語のブレが少ないこと。そういう様々な要素が絡み合って、楽しめるかどうかに繋がっている。なのに、今作は、とっかかりの初回で、登場人物の行動に違和感。物語も見えない状態で、目指しているモノが見えず。そんな状態にもかかわらず、本題以外のネタも盛り込んでいたからね。どこにも、面白味を感じるポイントが存在せず。なにを、どう楽しめば良いか、サッパリ分からなかったのだ。が、前々回の第3話あたりから、強引に主人公を強調し。行動に一貫性を持たせた。おかげで、物語の方向性がハッキリ。あとは、必要の無さそうな描写が。。。っていうだけだった。今回は、最後のネックがほぼ排除され。本格的に楽しめるドラマにブラッシュアップされた感じだ。第5話まで、我慢して良かったです(笑)