連続テレビ小説『おむすび』第71回
第15週「これがうちの生きる道」内容平成22年、結(橋本環奈)翔也(佐野勇斗)の新婚生活がはじまる。家事を分担し、ふたりで働き、充実した日々を送っていた。だがある日、結が体調不良になり。。。敬称略演出、工藤隆史さん妊娠が。。。。ってのは、いいとして。わざわざ、“次の展開”のために、主人公を病気にする今作。確かに、病気って言うのは、運の部分もあるから、あり得ること。だから展開を全否定するつもりは、全く無いのだ。それに劇中で、主人公が“自分のことを”と口走っていたことも、普通なら納得出来るのである。だって、例え、作りすぎで、御都合主義で、、。。。あざとくても、 それがドラマだからである。ただし、今回の展開で、疑問がある部分が2点ある。ひとつは、宣伝がなされている通り。今回のエピソードをきっかけに、管理栄養士を目指すからだ。でもね。これに問題があるのは。今作は、すでに 栄養士より管理栄養士ってことを、表現してしまっていること。そのうえ、友人のひとりは病院勤務であるだけでなく。もうひとりは、有名な会社のスポーツ関連の栄養士ってことで。もしかしたら、すでに。。。の可能性も見えていることだ。おかげで翔也のリタイアというコトがあったとしても、 なぜ、いまさら??という印象なのは、言うまでも無いことだ。そもそも。 管理栄養士になる必然性が全く無いし。で。もうひとつの疑問点は、“自分のことを”って口走っているけど。そもそも、今作は、“恋人のため!”で栄養士になったはずなのに。その管理さえ出来なかったことを表現していることだ。正直。 恋人のために栄養士になったのに、管理出来なかったんだから。 そら、自分コトも出来ないの。。。明らかじゃ?そんな印象しか無い。当然、その流れから。 管理栄養士になっても、無理じゃ?そんな印象である。ドラマだから、いろいろな展開にするのは、良いだろう。ただし。展開に整合性、合理性がないと、“連ドラ”なんだから、違和感を生み出してしまう。そういうことである。今作の感想で、よく書いているが。大枠では、間違っているとは思っていないけど。きっとね。ちょっとしたコトだと思うのだ。例えば、今回も主人公が“自分のことを”などと。。。口走らなければ。ちょっとした不幸。。。運が悪かったね。。。程度だったのだ。管理栄養士に!!ってのにしても。それこそ、友達が、管理栄養士に。。。って口にすれば、良いだけ。こんな程度で、違和感を覚えることは弱まるのだ。一番の問題は、主人公の活躍。。。凄さ。。。そのキャラの表現が中途半端にもかかわらず。主人公自身の言葉で、“自身が凄い”と思っているように感じられることだ。翔也の時も、そう。今回も、そう。栄養士になってから、働き始めてからも同じ。自画自賛というか、あまりにも自信満々。それが、視聴者にも、、、、“凄い”と思わせていれば、良かったのに。今作は、そこが雑。完全に、自信満々の不快キャラに成り果てている。何度も書くが。。。ちょっとした言動、セリフだと思いますよ。ってか。なぜ、不快に感じかねないコトを盛り込むかなぁ。。。。家事分担にしても、同じだと思うのだ。結局、“料理だけ?”の印象で。。。。エラそうにしているように見えるし。家事分担なんて、明確に表現しなくても。“お互い、出来る時に出来るコト”程度で良いのに。わざわざ、分担を明確にしてるし。ほんと、、、、墓穴を掘る。。。って、こういうところだよ。TBは以下のミラーへお願いしますhttp://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-9063.html