アンサンブル 第4話
いやほんと、珍しいよね。別に“恋バナ”を描くなと言うつもりは無いのだが。ここまで特徴らしい特徴が無いモノっていうのは、かなり珍しい。“恋バナ”に限らず。“刑事モノ”のような1話完結モノでも無い限り、連ドラだから、登場人物のキャラを描きつつ、やりとりを描いたり。登場人物の設定。。。仕事などのシチュエーションを絡め、やりとりを描いたり。多くは、そういうモノだ。で、その作品の“特徴”“らしさ”とするのである。今期だって、いや今期に限らず、オーソドックスな“恋バナ”もあれば、ちょっと変わった設定を盛り込んで一捻りしているモノや、因縁を絡めて描いているものもある。一方で、職場などの舞台を利用して、いろいろとやっているモノもあるのだ。オーソドックスだからと言って、特徴が無いわけでは無く。職場などの舞台を利用したりするモノだ。メンドーだから具体的なタイトルは省略するけどね。だが、今作。登場人物の際立った設定も無ければ、利用すれば良い職場などの設定も利用せず。ダラダラと“恋バナ”を描いている。確かに、微妙な変化はあるけど。微妙。俳優以外に特徴らしい特徴が無く。際立つモノが無く、見せ方によるメリハリも、ほぼ存在せず。ストーリーだけでなく。見せ方も平坦。それが“特徴”だと言えば、考えられなくも無いけど。そういう“特徴”って、視聴意欲にも繋がるワケで。ここまで平坦だと。何を見せつけられているか分からないし。どこを見れば良いかも分からない状態だ。“恋バナ”を描くなら描くで、もっと劇的に、そして興味を抱かせるように見せて魅せれば良いだろうに。ほんとに何がやりたいのかがよく分からないです。そもそも、今回の案件?も、仕事じゃ無いし。そのうえ、弁護士が暴力行為等。。。ってそれって、どうなの?ドラマとしてはOKだろうけど。違和感しか無い。奇を衒うような展開にしようとするから、こういう穴だらけになるのだ。きっと狙っているのじゃ無く捻っているつもりなんだろうけどね。普通に、普通のことを描くだけで良いだろうに。最後にこれきっと、某局の“恋バナ”のカタチで、描こうとしてるよね?雰囲気で見せようとする方法だ。大きく間違っているとは思いませんが。ただ今作の場合。見せ方以前に、特徴らしい部分が無さ過ぎて。俳優だけが前面に押し出すカタチになってしまっている。間違いでは無いんだけどね。でも、魅力という意味では、どうなのかな?感想は、今回で最後かな。ってか、3人以外の登場人物、いる?