山岳ウルトラマラソンで歩き方を学ぶ
先日の10日、約2年ぶりにウルトラマラソン(100キロ)を走ってきました。飛騨高山ウルトラマラソン登る標高の累計が約2700m。しかも坂の傾斜がきつく、平地がほとんどない超過酷なコースでした。こんな感じきつい坂は容赦なく歩きました。というか、後半の上り坂はほとんど歩くことしか出来ませんでした。しかも前も後ろもすべてのランナーが歩いている。こんなマラソンレースは初めてでした。しかもきつい上り坂を歩く姿は皆一緒、「膝に手を押し当てながら歩く」という歩き方でした。整体ウォーキングの講座でもまずは「押して歩く」ということをお伝えしています。足で蹴るのではなく、自分の体重を利用して押して歩く、これが一番効率的です。100キロのウルトラマラソンのレース後半、しかも疲れ切った状態で坂を上って歩く時には皆自然と膝に手を当てて歩いていました。やはり「押して歩く」、というのが一番効率的な歩き方だということを、あらためて実感させられました。ただずっと手で膝を押しながら歩いていると、腕も疲れてきます。実際、脚だけでなく腕も筋肉痛になりました(笑)そんな中、自分がどうやって歩いていたかというと、「腕を前に振り出しながら歩く」という歩き方でした。腕を後ろに引くのではなく、前に押し出すように振ります。こうすることで自然と体重を脚にのせることができ、「押して歩く」ことを助けてくれます。この歩き方は意識的にしたのではなく、手で膝を押して歩くのに疲れたら自然としていました。腕を前に振り出すことで上り坂をグイグイと押し上っていけました。おかげで歩きの上り坂ではほとんど誰からも抜かれることはありませんでした。飛騨高山の地で、山岳ウルトラマラソンを走り(歩き)ながら、歩き方についても身を持って学ぶことが出来ました。ワンランク上のカラダへ、あなたの「立つ・歩く・走る」をコンディショニング!徳島の整体院 くすコンディショニングhttp://www.kusu-con.com/TEL 088-672-1648受付:10時~20時・不定休