カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日からの雨風は少し収まってきましたが まだ時折 雨が激しく降り 心寂しさを感じる空です ゆうべの中秋の名月は ほとんど雲に隠れ あまり趣のない朧月でした 明日は海へ行く予定なので お天気がちょっと心配です 今更・・・なんだけど 今日は特に書くこともないので 心に残っている旅を思い出して書いてみます 以前にちょこっと書いたことがあったように思います 私の思い出というのは20歳の頃に集中しているようで 旅の思い出もそうです 大学受験に失敗して いともあっさりOLとなって2年目 仕事でいつも電話している大阪本社の人がいました 私より4歳上の男性です 彼の上司は頻繁にこちらに出張してきていたのですが 彼はこちらに来る機会がなく 顔も知らずに毎日会話している状態でした 私の名前を 「 桔梗の梗子ちゃん かな? 」 と言った人です 関西弁特有の人懐っこい口調での軽い会話につられ 一度どこかで会おうという話になりました しかし二人だけで会うのは気まずいので お互いに友達をひとりずつ同行し 男女4人 初対面で夏の能登半島2泊3日の旅をしました 思えば たいした度胸だったね 疑いを知らないウブだったのでしょう (笑) 旅行の行程や宿の手配は全て彼がやってくれたのですが なんとも大雑把な人だというのが徐々に見えてくるのでした 金沢駅で落ち合ってレンタカーを借り 運転手は男性2名 スタートは彼が運転することになったのですが なんと 彼は旅行の1週間前に運転免許を取ったばかりだと・・・ あな恐ろしや (^_^;) スタートから車の方向転換でバックしたとたん 車は舗道に乗り上げ 同行の男性から 「 おまえ、もうええわ 」 と言われたにもかかわらず 頑としてスタートを切りました なんだかんだと能登半島を外浦から上がり 道なりに観光を楽しみました 宿は民宿だったのですが 初日の宿に着いて部屋に案内され ビックリ 和室の大広間? そこに4人で寝ろと・・・ (^_^;) 予約するときに男女の人数を聞かれなかったって? そんなことあるんか~ と3人で文句言ってみても仕方がなく 追いかけっこできそうな広間で 端っこと端っこに分かれて寝ました もちろん男女別ですよ (^^ゞ 大雑把で屈託もなく 同行の友人との会話ではボケ役みたいな人でしたが 行動力があり けっこう気を遣ってくれる人でしたね 同行の男性も楽しい人でしたが真面目な人で 横道に逸れそうになる彼の歯止め役になっていました 私の友人は1歳上でしたが 私なんかよりずっと世間慣れしていて いろんな話題で会話を盛り上げてくれました 夜はカード遊びや 浜へ出て花火をしたり 彼の友人が持ってきたギターで歌を歌ったり 悲しいかな めーいっぱい健全なものでした (笑) 3日目は旅の終わり 内浦の九十九湾の遊覧船に乗る頃は 最初の頃のような無理な笑いもなくなり 何となくカップルに分かれてデッキに立っていました 友人同士が私たちに気を遣っていたのかもしれません でも私たちの目的は純粋に 「 会ってみたかった 」 のであり その後はどうなるか なんて考えていませんでしたね たぶん (^^ゞ 旅の終わり頃には彼の運転も何とか落ち着いてきました レンタカーを返したあと そこで別れるはずでしたが 彼が突然 こちらまで来てみたいと言い出し 結局4人揃って富山入り 繁華街を歩いて こともあろうに 大阪風お好み焼きを食べて やっと帰る気になり 駅まで見送ってお別れ 翌日からは またいつも通り仕事で電話する日々 彼と旅行したことは互いの上司にはナイショでした (^^ゞ 私が研修で本社に行った時は いつも出張に来る上司が駅のホームまで出迎えてくれ あれこれ面倒をみてくれました 結局 彼に会ったのは後にも先にも その旅行だけでした 身長はちょっと低めで 年のわりにはお腹が気になる ツクツク頭で色黒で 東洋系の濃い顔立ちの人でした 私は商社でのお嬢様OL生活が窮屈でした なんだかんだと色々あって4年で退職 彼は今頃どうしているのでしょうね ということで 旅の思い出話は またいつか気が向いたらね お天気 早く回復してくれないかな~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|