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十五夜の月が華やかに感じるか それとも淋しく感じるか それは観る人の心によって違う 月を見上げてふとため息をつき 誰かのことを想ったりしませんか 誰にも言えない想いを月に伝え できるなら想いを叶えてほしいと願いませんか 想いが簡単に叶うなら 月を見上げることもないかもしれない 今日の月が何番目の月なのか考えもしないでしょう 月が出ていることすら気付かないかもしれません あの月の白さは喜びで満たされた心の色か それとも満たされぬ心を覆う白い霧か あの月の輝きは満たされた心の自信あふれる光か それとも満たされぬ心からあふれる涙の輝きか 満たされた心の光は穏やかで暖かい 満たされぬ心の光は突き刺すように冷たい 叶わぬ熱い想いに冷たい月の光が降りそそぐ 名月の輝きはあまりにも淋しい ≪ おまけ ≫ 秋の夜の 月の光は清けれど 人の心の隅は照らさず ( 後撰集 326 ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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