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今日は薄曇りで風もなく
カッコウも鳴いて穏やかでしたが 心中はちょっと慌ただしかったです 無知な若者による無知の連鎖が 単純ミスを大事に至らしめ それを見逃した中堅にも呆れた一件 一郎さんが甲所に提出する書類に添付する書類を 乙所に取りに行ったのですが 提出に必要なAをそこで入手しました その足で甲所に行って書類を提出する際 受付の太郎さんに不備がないか確認した上で 書類を提出してきました しかし提出から2週間後に甲所から連絡があり 書類につけたAが間違っているので再提出してほしいと言う 連絡してきたのは受付の太郎さんでした とりあえず甲所に出向いた一郎さんは 書類を提出した時に太郎さんが誤りに気付くべきだったのではないか と言えるべきことは言ってきたようです 太郎さんも自分の不手際を謝罪したそうですが 一郎さんが驚いたのは誤った書類を引き取った時です 誤った書類にはすでに何人かの承認印が押されていて トップに提出される直前に誤りに気づかれたようでした 誤りがその段階まで気付かれなかったのには 先にも書いたように3人の若者の無知の連鎖があり 更にマンネリ化した中堅層の仕事姿勢にもあったといえます まず一郎さんはAというものを入手するのが初めてであり Aがどんなものかも知らずに乙所で入手しようとしたことが そもそもの間違いの発端でした Aは乙所では入手できないものなんです しかし乙所でそれを下さいと受付嬢に言った際 受付嬢の花子さんもAのことを知らなかったにもかかわらず 一郎さんが指すのはBのことだと勝手に判断して Aと似ているBを一郎さんに渡してしまったのでした Aの現物を見たことがなかった一郎さんは それが正しいものだと思って甲所へ提出し 甲所の若い太郎さんも間違いに気づかなかったのです そんな無知で経験の浅い若者3名のミスの連鎖により 謝った書類が上層部に回されたにもかかわらず めくら判を押していた甲所の中堅層の面々にも呆れますよね 今どきの若者は解らないことがあっても同僚や上司に訊かず 自分で判断を下してしまうことが多いと聞きます 職場内だけのことに収まればそれでも良いでしょうけど 対外的な問題になってしまう事の重大さを考えられないようです 甲所の太郎さんからの電話を受けたのは私だったので 再提出にあたり更なる不備がないよう 太郎さんにいくつかの質問をしました しかし太郎さんの返事はしどろもどろで 何を訊いても 然るべき所 然るべき書類 と言うだけです 「 然るべき 」 とは何かを訊いても具体的に答えられない始末 太郎さんが経験不足な若者であることが分かったので 書類を再提出に行く一郎さんに話の進め方など 助言をしたのでした 乙所の花子さんについても 戻された先の書類を持って乙所に行った一郎さんが 花子さんに確認し花子さんの上司によって花子さんの無知が明らかに・・・ 新人の尻拭いをするのは経験者というのは どこの職場にもあることですが 甲所や乙所なども同様だということがよく解かった一件でした 昔だったら絶対にありえない質問が そういうところから電話で問い合わせせがくるようになり それくらいのこと・・・と呆れることが多くなっています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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