カテゴリ:リョウの備忘録
「成長するとは、必要によって本能に逆らえるようなることである」(武沢 信行)
●ある映画のロケ現場。 「シーン11、カット6、スタート!」。カシャッ。 「・・・」 「はい、カット」 以下、監督と俳優のやりとり。 監督:「渥美さん、どうしたの。ムスッとした顔して。ここはあんた がニコッと笑う絵が欲しいのよ。わかる、笑顔よ。さあ行ってみよう」 渥美:「・・・、あのぉ監督、たのむ。勘弁してほしいんだ」 監督:「勘弁してほしいって何よ。笑顔くらい作れるでしょ」 渥美:「じつは、ちょっと今悩んでることがあって笑える気分じゃな いんだよ」 監督:「はぁ?」 ●もしこんな役者が本当にいたら二度と仕事は回ってこないだろう。 役者の仕事は、台本通り、あるいはそれ以上に役を演じ切ることであ る。今の自分の気分がどうであれ、瞬時に期待された役を演じなけれ ばならない。それがプロの役者だ。 ディズニーランドでミッキーの着ぐるみに入っているキャストが、今 日はブルーな気分だからという理由でパーク内をトボトボ歩くだろう か? ありえない。 ●ひるがえって、会社内ではどうだろう。私たちが演じるべきことは 何だろうか。 会社や組織など複数の人々で仕事をする共同体では、「笑顔をみせる」 、「時間を守る」、「お辞儀をする」、「あいさつする」、「報告す る」などは演じるべき大切な役である。お客に笑顔を見せてはいけな い仕事や、あいさつしてはいけない仕事もあるだろうが、職場内では、 要求されるのだ。 これは、本人が気が向く・向かないかとか、納得できる・できないの 問題ではない。それが仕事なのだ。それが演じるべき役なのだ。 ●これら基本的なマナーやエチケットは、仕事以外の余分なことでは なく、仕事そのものだということを社員に教えよう。 一番ベストなのは、仕事だから笑う、仕事だから時間を守るというよ うな義務感で行うのではなく、自然にそれができるようにしよう。 自然に出来ないのなら、しようがない。役柄を演じよう。 ●経営者は社員の成長を期待しよう。遠慮なく成長を期待しよう。 成長するとは、必要によって本能に逆らえるようなることであるのだ。 …………………………………………………………………………………………… 必見!消化酵素 サラリーマン・OLのための病気にならない生き方 …………………………………………………………………………………………… 必見!頭のいい人悪い人のサイドビジネス 「紹介者名:神立リョウ、ピン1417002」とご記入ください。 …………………………………………………………………………………………… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.15 08:39:25
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