人を救う医療の実現を目指すブログ

先輩となるのは成長のチャンス

ドラッカーは
「人は教えることで成長する｣、「教えることで自らも学ぶことができる」
「新しいことを学ぶもっとも効果的な方法は、それを人に教えることだ」
と言っています。

新入社員を迎え、会社も組織も、そしてあなたも、教えることで成長の
機会を手にしていることになります。
このチャンスをあなた自身が生かさない手はありません。

また、中途採用などで単に人が増え、組織の人数が多くなることと、
新入社員が入社して社員数が増えるのとでは、人の成長と組織化の
レベルが向上する度合いが全く違うと言われています。
会社にとっても、新卒採用をすることはとても大切だというわけです。

以下抜粋です。
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ではなぜ人が成長するかですが、それは先輩が先輩となるのは新人が入社し
て部下が出来、教える立場になるからです。これは家庭を考えてもらうと分
かりますが、なぜお兄さんがお兄さんになるのかと言うと、弟や妹が出来て
お兄さんとしての自覚が生まれるからです。

企業という組織も大きな家庭と考えると、それは当然で、毎年新たに新人が
入社してくることで、それまでの新人が先輩へと自動的に成長していく流れ
が出来るのです。

組織はこうして毎年新人を入れることで初めて組織として成長していくよう
になるということです。

もちろん自覚が生まれるのは、昨年入社した社員ばかりではありません。新
人が入社することによって、組織全体が新たに活性化します。

その理由は新人のもっている初々しさや素直さが組織全体に良い影響を及ぼ
すことによって起きるのですが、組織全体がそういった新人の初々しさに触
れることで新卒者の将来に対して責任を持って、大切に育てていこうという
気持ちになるからです。

春になると人は誰でもウキウキして若々しい気持ちになりますが、新卒採用
をしている会社は、毎年４月に新入社員を迎えるということを通して春を体
験し、それぞれが新しく生まれ変わるように成長していくのですが、これは
毎日同じ気持ちで季節感無く働いている会社からは想像のつかない感覚だと
思います。

私が新卒採用を勧めるもう一つの理由がこの自然な組織化の成長を促してく
れる要素があるということですが、新卒採用をしている会社は、毎年４月を
迎えるたびに新たに組織全体が脱皮して、成長していく体験を楽しんでいる
のです。

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