ラジオ体操といえば、「軽い運動」と考えがちだが、大きく動いてきっちりやれば、肩こり腰痛の改善、脂肪の燃焼などさまざまな効果があるという。
速い動きやストレッチをバランスよく組み合わせ、3分そこそこで400種類の全身の筋肉をまんべんなく動かし、子供から高齢者まで無理なくやれる究極のスーパーエクササイズ。
国立スポーツ科学センターのスポーツ医学研究部研究員の整形外科医の中村格子さんは、「究極の全身運動」と高く評価している。
ラジオ体操第1は全部で13パターンの動きで構成。全身運動で、有酸素運動と無酸素運動が同時にできる内容になっている。
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きっちりやれば立派なエクササイズ効果があるラジオ体操
肩こりや腰痛の改善・眠りの質の向上・脂肪燃焼・美脚・小尻・バストアップ・美肌などさまざまな効果が期待できる。
新たに運動を始めたいと考えている人だけでなく、本格的にスポーツをしている人のコンディショニング(調整)にもお勧めだ。
効果をしっかりあげるには、動きのポイントをきっちり押さえ、正しく行うことが必要だ。それによって、足やお尻の筋肉が鍛えられ、小尻や美脚の効果があらわれてくる。どの動きも動かす筋肉を意識しながら、ダラダラやらず、テキパキと元気よく動く」ことが大事。
NPO法人「全国ラジオ体操連盟」でも全国各地で講習会(参加無料、事前申し込みが必要)を実施している。ラジオ体操を行うベストな時間帯は朝食の前がベスト。頭がすっきりして体が目覚めて気持ちいい時間帯。
仕事の合間や夜でも効果はあるが、夜の場合は眠りを妨げないためにお風呂の前にやるといい。ラジオ体操には第2もあるが、ダイナミックな動きが入るため、普段から運動をしている人など、第1では物足りない人向けだ。
驚異の集団行動