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カテゴリ:読みきかせ
本日読みきかせデビューのIさんと組んで1年生へ。上のお子さんのときからずっとお誘いしていたのが、幼稚園の送りの時間とバッティングしてしまって勉強会のみ参加、その下のお子さんの就学に合わせ満を持しての登板である。私はだから全然心配していなかったのだけれど、ご本人は文庫でなかなかお会いできなかったこともあってしきりに心細いようなことをおっしゃる。
チョイスは『ダンゴムシみつけたよ』。当ブログでも低学年科学絵本のイチオシとしてしばしば登場している作品。
上のリンク、値段の高さに驚かないでください。大型本です。大型の中では安い方。Iさんが脇に立って通常版で本文を読み、私が真中で大型本をめくっていくという分担。ページのめくり方で間の取り方のフォローもしてあげられるというわけ。実際には特にフォローの必要はない、安心の読みっぷりでした。 後日の先生(ナンの去年の担任、一緒にブックトークの授業をしたT先生)のお話では、これで子どもたちのダンゴムシ熱が再燃(普通は幼稚園で卒業する)、カブトムシの幼虫が眠る大型の飼育箱に、次から次へとダンゴムシが投げ入れられているとか。男の子だけじゃなくて女の子も。 私は『さるのせんせいとへびのかんごふさん』(穂高順也・荒井良二、ビリケン出版)、知ってるー、という子が何人もいたので、より劇的な味付けで読む。見学のお母さん方のことを考えるともう少しストレートなのを見せたほうがよかったのだけど。まあ劇的といっても大げさに声をはりあげるわけではない。ただメリハリをしっかりつけ、間も思いきってとるだけ。 読後、「これから毎月読みに来ますから、楽しみにしてもらえるとうれしいです」と挨拶、保護者向け宣伝も兼ねて、今日の2冊とおまけで姉妹編の『へびのせんせいとさるのかんごふさん』そして『ぼく、だんごむし』という「かがくのとも」絵本の書誌を載せたプリントを配る。全4冊はもちろんそのまま貸し出し。大型は持って帰らざるを得なくって、がっかりされてしまった。ごめんね。
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読み聞かせ楽しいですよね。
私は息子が1年生、2年生のときと続けてきたのですが、3年生になってからは勉強会に出たりするのが負担で、やめてしまいました。 行ってみれば、けっこう楽しいのかもしれませんが...。 (2012.06.30 21:26:31)
Ciao*Bellaさん
ごぶさたしてます。 勉強会がある学校なんですね。 自分では手に取らないタイプの本と出会えるチャンスと思えば 楽しいですよ~ とはいえ、うちの学校でも「勉強会に行ってまで読みたいとは思わない」という声が多く、読み手の数が頭打ちなので、毎月のディープな選書会とは別に、もっと気軽に立ち寄れる相談所的な会を始めました。 (2012.07.01 18:39:28) |