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岡山の高校野球日記/by土佐丸

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2009年08月22日
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テーマ:高校野球(3601)
カテゴリ:2009年・夏の思い出


甲子園15

甲子園にはいろんなモノが降りて来る。

「甲子園の魔物」、「野球の神様」、「怪物」、「天才」、「モンスター」、「ヒーロー」、「スーパースター」・・・

マスコミの活字で紙面を彩る言葉だ。

私はどちらかと言うと「怪物」とか言われる球児にチーム全員で挑む野球が好きだ。

いろんな言葉があるが、「野球の神様」って言葉だけは私は好きだし、きっと一生懸命な姿を後押ししてるんだなぁと思う時がある・・・。

チームスポーツの「野球」。

一人の「怪物」だけでは全国では勝てない。

また、個々の能力が高くても、強い「結束力」がなければチームプレーは生まれない。

特に一発勝負のトーナメントではここの要素が一番重要な所だと思う。

そして、昨日、「最強モンスター」って騒がれている花巻東・菊地投手が登場。

アクシデントで途中降板の中、「チーム全員」で勝ち取った岩手県勢90年ぶりのベスト4進出。

これが「高校野球」の魅力だと強く思った内容だった。

 

花巻東7-6明豊(延長10回)

試合展開などは既に新聞紙上で掲載されているので、細かい得点経過は省きます。

大黒柱の菊池投手が5回途中まで無安打無得点の内容も表情が冴えない投球に不安を感じましたが、その5回に降板。

5回まで4-0でリードしながら嫌な展開に。

急遽登板した猿川投手に息を吹き返した明豊打線が後半粘って、遂に8回裏逆転。

逆に6-4とリードを奪う展開に。

「野球の神様」・・・。

エース不在でもチームとして意地を見せる花巻東。

9回の攻撃は川村選手、猿川選手が出塁し横倉選手が打席に。

打席に向かう前に菊池選手が一声掛ける。

大きくうなずく横倉選手。

執念でセンターに運んだ打球は同点のタイムリー・・・。

尚も勝ち越しのチャンスに今度は明豊が動く・・・。

先発し途中降板した今宮投手が1死3塁の場面で再登板だ。

150k台連発の気迫の投球。

最速154kの速球は球速以上に気持ちが乗り移っていた。

気持ちと気持ちのぶつかり合い。

これが全国で上位に残るチームの強さなんだと痛感した。

最後は140中盤の速球を花巻東・川村選手がセンターに運び、猿川投手がその裏の攻撃を抑え、実に90年ぶりに岩手県勢のベスト4進出だ。

 


甲子園2

甲子園

初回から今イチ表情が冴えない菊池投手にベンチの選手も心配そうに見守る。

甲子園1

4回、全力疾走で一塁に駆け込み野手と激突・・・。



甲子園3


急遽5回からマウンドを任された猿川選手。

 


甲子園13

伝令に徹した菊池投手は表情も明るく(努めて明るくしてた感じかな?)猿川選手を励ます。

甲子園4

8回裏・明豊が逆転。

勝利目前で窮地に・・・。

甲子園5


甲子園6

9回表・連打で2・3塁のチャンスに菊池選手が声を掛ける・・・。
甲子園7

起死回生!執念のセンター前2点タイムリーで同点だ。


甲子園8


甲子園14
執念の同点。

甲子園で上位に行くにはこんな「気持ち」の入ったプレーが出来る選手がいる事が大事だろうと感じた。

甲子園9


甲子園10


甲子園11

1死3塁で再登板した今宮投手。

全身バネのような投球フォームから150k台を連発。

気持ちが入った「火の球ボール」だった。


甲子園12

外野手に指示を出す今宮投手。

「前に来い」そんな仕種に気の強さを感じた。


甲子園-1
降板してもグランドで戦う選手と同じ気持ちで試合に入っていた菊池投手。

怪物でも天才でもない、普通の高校生としての姿に神様は最後に微笑んだ・・・。



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最終更新日  2009年08月22日 10時07分57秒
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