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テーマ:暮らしを楽しむ(384975)
カテゴリ:その他
11月13日01時53分、身長50cm、体重3162g、我が家の長男が誕生しました。
10日午後、仙台空港のすぐ横、航空大学校での工事の検査に行っていた俺の携帯に陣痛が定期的に来ているとMAILが入った。 果たしてこれがどれほどの状況なのか、いまいち把握できないけれど、どうせそのまま会社に戻って仕事を続けようとしても落ち着かないに決まっている。 ならば思い切って行動すべし。 検査が終わったあと、各方面に連絡をして、そのまま仙台空港へ。 幸い、すぐに便を確保できた。 NAOMIの実家に着いたのは21時ちょい前。 すでに10分間隔くらいで陣痛が来ているらしい。 腹ごしらえをして、風呂にも入って、いつでも出陣できる体制に。 陣痛が5分間隔より短くなってきて、いよいよ病院に行くことになったのが夜中の3時ごろ。 ところが病院ではそれ以降陣痛が強まるどころか、おさまってきてしまっている。 一旦病室にて待機。 俺は一旦NAOMIの実家に帰ることに。 朝にはNAOMIから連絡があって、NAOMIも帰ることになってしまった。 とはいうものの、陣痛はそれなりに続いている。 金曜日の昼間はそこそこおさまったものの、夜にはまた激しい陣痛が。 俺は不覚にもうつらうつらと寝てしまったりもしたけれど、NAOMIはほとんど寝ることができなかったに違いない。 明くる12日土曜日もずっと続く陣痛。 俺から見れば、もう病院へ行こうよと言いたいところだけれど、NAOMIにしてみれば一旦病院に行ってまた帰らないといけなくなるのはイヤなようだ。 「そこまで我慢しなくても・・・」って思う。 土曜日は俺の会社の後輩の結婚式があって、俺もそれに出席することになっている。 しかも、主賓の挨拶。 あぁ、このまま出産には立ち会えないのかと、8割方あきらめた感じ。 結婚式に出ていてもまったくもって落ち着かない。 ついに披露宴の真っ最中、18時頃に病院に行くと言うMAILが。 「来たかぁ・・・」 新郎新婦には申し訳なかったけれど、お開きと同時に病院へと会場を飛び出した。 病院に着いたのが20時頃。 幸か不幸かまだ出産には至っていない。 けど、NAOMIはずーっと苦しんでいる感じ。 そこからさらに3時間ちょっとの間、陣痛室で戦うことに。 横で腰をさすりながら、痛みがひどいときに身体の力を抜くように言うのだけれど、もうどうしようもない感じ。 全身の筋肉が硬直しているのがわかる。 23時を過ぎて陣痛室から分娩室に移動するときには、NAOMI1人ではとても歩けないくらいになっている。 体力が心配。 それでも、あともう少しでこの苦しみから解放されるのかと思って励ましていたのだけれど、さらにそこから2時間以上の戦いがあった。 ホンマこういうとき、男はなんにもしてやれない。 横で声をかけるか、うちわで扇ぐか、汗を拭くかぐらい。 実は俺も横でめっちゃ力が入ってはいたのだけれど・・・ ついにその瞬間・・・ なんか、よく言われるように目に映るものがスローモーションのように感じた。 5体満足、元気であることを確認できてホッとする。 あれだけ苦しんでいたNAOMIが何事もなかったかのようなさわやかな笑顔だったのが印象的やったな。 ![]() 顔色はさすがによくなかったけれど。 この息子、生まれたときから髪の毛がふさふさ。 それに爪が普通に伸びてたり。 ![]() まだまだこれからどんどん変わっていくのだろうけれど、初日の印象は「なんて、おだやかな奴なんだ。」って感じかな? ほとんど泣きません。 泣いても鳴き声が3回と続かない。 でもってすやすやと寝てる。 おっぱいはめっちゃたくさん飲む。 でもって、寝る。 ![]() これからどんな子に育っていくのやろう? 名前は意味も色々込めているものが無いわけではないけれど、それより何より誰からも呼ばれやすい名前がいいと考えた。 「おい!りょーへい!」って。 みんなから愛される子になってくれたらいいな。 自分が思っている以上に親ばかになってしまいそうや。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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