「大人の便利は、子どもの不便」長時間労働と延長保育~保育のあり方を考える
東大和市パパスクールの「パパこそ知っておきたい!産後ケア」は日曜日に開催。ということで夫が子ども下3人を連れて、義父宅へ芋堀に行っていたのですが、案の定泥だらけ。昼間っからシャワーです。で、着替えを本人たちに任せたところ、斬新なファッションの四女に出迎えられました!!紫のは、次女のレオタード。下にTシャツ2枚と、短パンもなぜかの2枚重ね。トイレに行く時「もれちゃうーーー」慌てておりましたw!ちなみに右膝下に見える黒いゴムが四女のこだわりアイテムで。ゴムをやたらに腿や二の腕につけます。--------------------------------------【資生堂ショックに思うこと】と題して、フェイスブックに投稿したところ予想以上の反応がありました。コメント欄でもハッとしたので、ブログに記録していきます。門外漢ではありますが、もういっそのこと30年前のようにデパートや店舗を10-18時営業にするのってダメですかね?私が小学生の頃デパートは18時までだった。働く女性が増えた今、「それでは仕事帰りにお買い物行けない」っていうのはよくわかる。でも平日に有休をしっかり消化できるようにした方がいい。なぜかというと全部子どもに皺寄せがいくから。「延長保育は子どもが疲れる!」それだけです。子どもは未来の顧客ですよ、いやらしい言い方かもしれないけれど。そんな子どもたちに負担を強いるのは本当にやめてほしい。もちろんパートナーが定時退社でお迎えっていうのもいい。でもシングルの場合はどうする?そもそもパートナー(男性)の長時間労働をなくさないと、定時にお迎えはむずかしい。デパート営業10-18時は妄想レベルと言われてもしょうがないけれど、そうすれば↓保育園も8-18時に↓保育士不足の解消「子どもが大好き」で保育士になった人たちが、自分の子どもを育てながら保育士をしていくのがむずかしいのは、延長保育があるから。両親の手助けがあって初めて保育士の仕事を続けられるって矛盾。。。保育士の仕事をしながら、自分の子どもともしっかり過ごせる。こんな社会を実現したい。以上がフェイスブックに投稿したものです。「長時間労働をやめる」「夜間の市場を広げ過ぎない」というのが望みなのですが、これは経済界からのタブーなのでしょうか?しわ寄せがいくのは子どもです。ただ、私自身も子どもを保育園に通わせるまで、「保育」のことをじっくり考えたことがなかったのです。だけど、短い13年ですが4人を育てながら、働いている中で、言葉も選挙権も持たない子どもの声を代弁して、届ける必要があると思っています。ちなみにタイトルにした「大人の便利は子どもの不便」は保育ジャーナリスト猪熊弘子さんの「親の便利は子の不便」から使わせていただきました。著書『「子育て」という政治』に出てきます。本書では通勤途中に送迎し易い駅近になると、子どもが健全に遊べる場所を確保できないという例を挙げて大人と子どものニーズのミスマッチングを指摘しています。また私自身が保育園入園前にハッとしたのはマドレボニータ代表吉岡マコの産後クラスに通っていた時(13年前!)、「6時過ぎにお迎えに行くと、子どもが疲れて、飛びついてこない。だから5時にお迎えに行ける働き方を選んだ」というのを生で聞いた時です。(このエピソードは『みんなに必要な新しい仕事』小学館にも出てきますよ!)子どもを育てながら、保育を経験している人の声を活かして欲しい。声なき子どもの声を届けたい。想像で保育の価値観は決められない。たとえば親の便利を追求したら…◎企業内保育所:もちろん一時的にあるのはいいですが、長期になると地域に子どもも母も友達ができない。都内では電車通勤自体の問題もあります。◎自宅で子育てしながら在宅勤務:やってみるとわかりますが、仕事も育児も集中できない。◎延長保育:これはまさに書いたことですが、子どもは疲れます。特に産休明けの時期は赤ちゃんも、そして産後の女性自身の健康のためにも短時間から復帰してほしい。休日保育もそうですね。大人も週5日で疲れます!・・・私がいつも言っている「男性の育休取得より1年間の定時退社をめざして」=「長時間労働をやめる」と「延長保育」は両輪なので、ここのところもっと整理して考えていきたいです。「保育園に17時までにお迎えに行ける!」「子どもを20~21時に寝かせられる生活スタイル!」なら、もっと「働きたい女性」は増えると思います。そのためにはパートタイム労働でも成果を認められる、認可保育園にも入れられるように制度を整えていかなくてはなりません。…って、ずっと考えていつつ、バタバタで支離滅裂の箇条書きになってスミマセン。全然まとまらないので(汗)「大人の便利は子どもの不便」カテゴリーで連載していくか、、、クローズアップ現代の「女性が日本を救う?」が示唆に富んでいます。・林文子横浜市長の「短時間で働きたい女性たちが多い」という調査結果・6時間(休憩不要の時間)勤務のアパレルメーカー・パートタイム勤務で管理職をしているオランダの夫婦などなどいろいろ考えさせられて、何度も見てしまいました。IFM(国際通貨基金)専務理事クリスティーヌ・ラガルドさん!子どもを育てながらの葛藤の第一は「自身の罪の意識」…こんなにもトップで活躍している人ですらです!そしてラガルドさんですら「パートナーは協力的でしたか?の質問に、一瞬「うーん」となっていますwww●講座・イベント・掲載情報●◇東洋経済オンライン「産後うつを経験した4児の母の天職」で取材していただきました。◇病児保育フローレンス「働く親のシアワセ哲学」で取材していただきました。◇AERA「夫の舌打ちに「嬉しくなった」? 産後うつ女性のホンネ」取材していただきました。◆11/24(火)10:00-12:00 「子どもの持てる力をひきだす」南大泉にじのいろ保育園◆11/30(月)10:00-12:00 「子どもの持てる力をひきだす」にじのいろ保育園(府中市)◆12/1(火) 10:00-12:00 「子どもの持てる力をひきだす」上石神井にじのいろ保育園◆12/2(水)10:00-12:00 「子どもの持てる力をひきだす」大泉にじのいろ保育園 ◆12/6(日)松が丘助産院「両親学級産後編」◆北区『産前産後のセルフケア講座』児童館にて開催。北区在住妊婦さん&産後女性が無料でご参加いただけます。◆『産褥記』書籍化!発売中です。読んだら是非ハッシュタグ #産褥記 をつけてご感想つぶやいてくださいませ☆<写真クリックすると購入先にリンクしています>-------------------------------------------------------産後のボディケア&フィットネス教室@小竹向原【11月コース】4,11,18,25日(水)10:00-12:00 定員になりました。【12月コース】休講です。【1月コース】13,20,27,2/3日(水)10:00-12:00 受付中産後のボディケア&フィットネス教室@池袋【11月コース】5,12,19,26日(木)10:00-12:00 定員になりました。【12月コース】3,10,17,24日(木)10:00-12:00 あと2名様受付中【1月コース】14,21,28,2/4日(木)10:00-12:00 受付中産後のボディケア&フィットネス教室@吉祥寺(金)【11月コース】6,13,20,27日(金)10:00-12:00 定員になりました。【12月コース】4,11,18,25日(金)10:00-12:00 受付中【1月コース】8,15,22,29日(金)10:00-12:00 受付中-------------------------------------------------------マドレボニータのにんぷクラス@吉祥寺 【11月コース】6,13,20日(金)12:30-14:30 定員になりました。【12月コース】4,11,18日(金)12:30-14:30 受付中 【1月コース】8,15,22日(金)12:30-14:30 受付中