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事情があって、今までのような米つくりができなくなることになった。
29歳で初めてチャレンジし、ずっと1年も休まず続けてきた米つくりが、ここにきてやめるかどうかの選択を迫られる事態になったということになる。 見ず知らずの土地に飛び込んで、借り物の田でやってきたわけだから、常にこういう事態は想定済みであるし、これまで続けてこれたことの方が奇跡的な幸運だとも思っている。 それに、収入的にも、かけている時間も、今は先生業の方がメインになっているから、暮らしに与える影響はそれほど多くはない。 それに、条件がとても厳しくなることを度外視すれば、継続する可能性もないわけではない。 問題は、私の気持ちだ。 コストが跳ね上がっても、続ける気があるかどうか? 当初の子供たちにまっとうなものを食べさせたいという目標は達成した今、それを続ける気があるか? 家族で働くという状況ではなくなった今も続けるか? 普通、いきなり事業の中断ともなれば、お金の問題もいろいろ出るのだろうが、私の場合、借金やローンは皆無。当の昔に償却の終わったオンボロ農機具が残るだけだ。幸い長男は別のところで米つくりをしている。彼に受けつでもらったと考えても良い。 あるいは、先生業が終わるまでのお休みと考えてもよい。 悲観する理由は何もないわけだ。。。 それにしても、転機といえば、私には毎年転機が訪れているような気もする。 普通の人なら、リストラとか、転職を考えるとか、一生のうちに数度あるかないかの、選択を迫られるような場面に何度会えばいいのだろう。 もう、いい加減慣れたら?と妻は言うのだが、そりゃ、無理だ。(笑) ただし、私の気の持ち方は大きく変化しつつある。タイトルの「転機」は、今回は私の気持ちの「転機」である。 とりあえず、自ら望んだ土地への呪縛から今回、解放してもらったということなのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.09.19 23:17:58
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