民宿灯台 菅生ベース ノコギリの目立て
庭木を剪定したり、伐採するには、ノコギリが必要だ。材木を使って、ちょっとた工作物を作る時も、ノコギリはなくてはならぬ存在だ。私は、最近は、竹切用のノコギリを愛用しており、車に乗せて、いつも持ち歩いている。竹切用のノコギリ(タケノコ)は、歯が細かく、材質が固いので、刃先の切れ味が良い。また、うすく、小型なので、持ち運びに便利だ。ちょっとした工作物を切るのにも、切り口がきれいで重宝する。値段は少し高いが、固い孟宗竹を切るにはなくてはならないノコギリだ。万能のノコギリと言って良い。一番手前が万能ノコのタケノコ、その上が植木ノコ、奥が特大植木ノコ目立てをしたので、切れ味がアップした。ホームセンターで売っている、値段の安い万能ノコは、合板や柔らかい木は切れるが、竹を切ったりするとすぐ歯が欠けて使い物にならなくなるので注意が必要だ。歯が細かいので、硬い、アクリル材もきれるが、すぐに刃先がすり減って、ダメになってしまう。硬いものを切ると、一瞬で、お釈迦にしてしまうので、注意が必要だ。植木専用の刃の厚い、高価な剪定ノコは、柔らかい庭木切りにしか使えない。孟宗竹を切ると、一日で、歯が2,3箇所欠けて、台無しになり、大損することになる。中央の2本は安い、ベニヤ用ノコ。硬いものに使うとすぐ切れなくなる。一番奥は、鉄でも切れるカナノコ。硬い竹も良く切れるが、折れやすい。長さ1.1メートルの刀ボーイという、特大ノコ。これは、もう武器といってよい。大きな歯が、表と裏に2列に並んでいる。それぞれの歯は、先端がとがっていて、外に向かって広がっている。表の歯と裏の歯の開いている距離をアサリの幅という。アサリの幅が。ノコギリ本体の厚みより広いので、ノコギリは木に食い込んでも、木にはさまれないので、摩擦なくスムーズに切れる。ノコギリは歯が何箇所も欠けるともう使えない。しかし、切れ味の悪くなったノコギリを復活させる方法があるのでやってみた。すなわち、ノコギリの目立てだ。ヤスリを使って、2列に並んで外に向かって出ている歯を裏側から一個ずつ磨いてとがらせる。それが終わると、表側から遠い方の歯を磨く。アサリ(歯が2列並んでいる幅)がせまいので、切り口も狭く、切れ味抜群だ。