鶴舞う形の・・・
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スーパーファミコンを買ってからは「誕生日」、「クリスマス」、「こどもの日」と理由を付けてはゲームソフトを何十本買ってやったか分からないが子供達の喜ぶ姿を見るのは幸福な瞬間だった。
2015.07.03
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6月に第三子が誕生した。三人目は女の子だったので家族も回りもみんな喜んだが私は三人目も男の子でもいいと思っていた。今回も私は出産に立ち会わなかった。
2014.06.06
6月に第二子が誕生した。二人目も私の希望通り男の子だったが今回も私は出産には立ち会わなかった。
2014.05.10
会社が休みの度に長男を連れて妻を見舞いに行った。病院へ行く途中で長男が寝てしまうとクルマを止めてお腹で寝かせたままシートを倒して私も一緒に昼寝した。
2014.05.08
長男が1歳になる前に妻は第二子を妊娠した。あまり歳が離れないで兄弟が出来るのは嬉しかった。
2014.05.06
1ヶ月程実家で過ごした後に妻は長男と一緒に自宅へ帰って来た。我が家の生活は長男中心の生活に変わった。
2014.03.28
赤ん坊の寝顔は何時間見ていても飽きなかったが寝息が静か過ぎてそのうち止まってしまうんじゃないかと心配だった。
2014.03.27
実家の方が気が休まるだろうし子育ての話も訊きやすいだろうと出産後は妻は実家で1ヶ月余りお世話になった。勿論、私は毎日の様に長男に会いに行った。
2014.03.26
出産後に病院で長男を産湯に入れたことがあった。怖がらないように胸にお湯で濡らしたガーゼを置いて両手でそっと湯につけたが目も見えないのに信頼して気持ちよさそうにしている顔はとても愛おしかった。
2014.03.25
病室で寝ていた妻の顔は疲労困憊という感じだったが達成感と自信に満ちているように見えた。私は「男は女に永遠に敵わない」と思った。
2014.03.23
次の朝、病院へ「長男」に会いに行った。TVなんかで見る新生児はまるでサルの赤ちゃんの様だったが自分の「長男」は明らかにずっと可愛かった。もしかしたら既に親バカが始まっていたのかも知れなかった・・・。
2014.03.22
その夜、家で寝ていると病院から「元気な男の子が生まれました。お母さんも赤ちゃんも寝ているので明日の朝来て下さい」と電話があった。「元気な男の子」と聞いて私はこの上も無い幸福感に包まれて再び眠りに落ちた。
2014.03.21
最初の出産は遅れ気味だという噂だったが予定日の次の夜に陣痛が始まった。入院支度を持ってクルマで病院へ向かった。
2014.03.19
ある時、妻がお腹の中で赤ちゃんが動いていると言うので触ってみたらまるで「エイリアン」の様にお腹の中で動いていた。中から足でお腹を蹴っているような感じもした。生命の神秘を感じた。
2014.03.15
日々大きくなっていく妻のお腹を見ていると女性の忍耐力の強さを感じた。男がもし妊娠したら9ヶ月間も耐えられないだろうと思ったが「女はドーンと一度に来るショックには弱く、継続的な苦痛には強いが男は逆にドーンと一度に来るショックには強いが小さな苦痛でも長く続くと耐えられない」と言う言葉を実感した。
2014.03.14
日が経つにつれて小柄な妻のお腹はせり出してきたが「腹帯」を巻いて締め付けるのはなんとなく抵抗があった。私の希望は男の子だったがお腹が大きくなってくるにつれて健康で丈夫な子だったら男でも女でもどちらでも良くなった。
2014.03.13
ある夜、会社から帰ると座椅子に座ってTVを観ていた妻から「お帰り、お父さん」と言われた。私の夢は子供と一緒にバイクでツーリングをする事だった。
2014.03.12
結婚前も殆ど毎日会っていたが会社から帰ると彼女が家で待っていると言うのは不思議な感じだった。
2014.01.03