9日の日経平均 14,191.48円
5月9日大引け14,191.48円前日比-94.21円出来高概算38億2,268万株ドル円相場1ドル= 98.69円長期国債先物価格= 144.72円 JGB10Y=0.595%(+0.005%)、JGB5Y=0.225%(±0.000%)、JGB20Y=1.510%(+0.010%)(15:00現在)本日の日経平均は3営業日ぶりに反落。前日の欧米株式市場が堅調推移となったことから、朝方の日経平均は14,300円台を回復して取引を開始した。その後はSQを翌日に控えていることもあり、先物主導で上昇幅を広げ、14,400円台に乗せる場面もみられた。ただ、後場に入ると利食い売りが優勢となり、日経平均は下げに転じる格好となった。大引けにかけては、徐々に下値を切り下げ、結局94円安の14,191円で本日の取引を終了した。物色面では、菱地所などの主力不動産株が軟調推移となったほか、タカラバイオやユーグレナなどのバイオ・医療関連銘柄が利益確定の売りに押された。個別では、昨日引け後の決算発表で、今期業績の減益見通しや減配が嫌気された住友重が10.5%安となったほか、ザラバ中に筆頭株主のオリックスによる保有株の売却観測が伝わり、マネックスGが後場から大幅安となった。半面、三菱商、住友商などの商社株、ソフトバンクなどの通信株がしっかり。個別では、サムスンとの提携を強化するとの報道を受け、シャープが一時ストップ高まで買われたほか、業績見通しやマイナンバー法案の衆院通過が好感され、NTTデータが9.9%高となった。値上がり銘柄数は483、値下がり銘柄数は1,148◎ダウ工業株15105.12(+48.92)△0.32%◎ナスダック_3413.27(+16.64)△0.48%◎NY原油先物__96.62(+_1.00)◎NY金先物1473.70(+24.90)◎寄付前の外資系動向売 1035万株買 1910万株差 _875万株の買い越し市場からは「直近の過熱感から利益確定売りが優勢となった。ここにきて慎重な業績見通しを示す企業が増えてきたことも売り材料とされた。ただ、先高観は崩れておらず、健全な調整といえる。あすは企業決算発表のピーク。業績予想をにらんだ展開が強まろう」(中堅証券)との声が聞かれた。◇ 東証第一部売買高上位銘柄 売買高(千株) 終値(円) 前日比(円)1 シャープ (6753) 321,973 423 +542 みずほ (8411) 315,628 212 -53 野村 (8604) 236,066 815 +274 ランド (8918) 168,530 34 +65 東芝 (6502) 128,543 487 -25◇ 東証第一部売買代金上位銘柄 売買代金(百万円) 終値(円) 前日比(円)1 野村 (8604) 193,080 815 +272 シャープ (6753) 135,217 423 +543 トヨタ自 (7203) 111,866 5,760 -804 ソフトバンク (9984) 111,525 5,230 +2705 アイフル (8515) 108,902 1,220 +92◇ 東証第一部株価変動率上位銘柄[値上がり銘柄] 上昇率 終値(円)1 NEXYZ. (4346) 29.74% 3492 ファルコSD (4671) 23.38% 1,5833 ローランドDG (6789) 23.27% 2,1194 MrMax (8203) 21.99% 4165 ランド (8918) 21.43% 34[値下がり銘柄] 下落率 終値(円)1 パイロット (7846) -14.73% 367,5002 マネックスG (8698) -11.80% 40,0003 住友重 (6302) -10.50% 4094 アシックス (7936) -9.94% 1,6135 東海カーボ (5301) -9.80% 3227203 トヨタ 5,760 -80 3日ぶり反落 今期営業益36%増1兆8000億円と直前観測報道と同額。 3325 ケンコーコム 401,500 +70,000 ストップ高 薬ネット販売を全種類容認へ。 3857 ラック 751 +100 ストップ高 政府がサイバー犯罪対策で新組織の創設検討。 9613 NTTデータ 344,000 +31,000 一時ストップ高 特損や税金減少し前期純利益43%増と大幅上振れ。 9766 コナミ 2,141 -156 大幅安 ソーシャルゲーム強化で今期営業益23%増もコンセンサス下回る。 6753 シャープ 423 +54 大幅続伸 サムスンとの提携強化との報道を受けて。 4506 大日住薬 1,765 -114 大幅続落 精神障害薬伸び今期営業益4%増もコンセンサス大幅下振れ。