24日の日経平均 14,612.45円
5月24日大引け14,612.45円前日比+128.47円出来高概算58億8,763万株ドル円相場1ドル= 101.70円長期国債先物価格=142.30円 JGB10Y=0.835%(+0.005%)、JGB5Y=0.360%(+0.010%)、JGB20Y=1.685%(-0.005%)(15:00現在)本日の日経平均は反発。昨日の1,000円を超える急落の反動から朝方の日経平均は14,700円台を回復して取引を開始した。寄り付き直後には自律反発期待の買いから日経平均は一時15,000円台まで上昇。ただ、買い一巡後は利食い売り圧力も強く、14,900円を挟みもみ合いの推移が続いた。後場に入ってからは、市場参加者が様子見ムードとなる中、日経平均は先物主導で急速に下値を切り下げ、マイナス圏に沈んだ後、一時14,000円を割り込んだ。しかし、底値では値ごろ感から押し目買いが入り、大引けにかけて日経平均は大幅に切り返し、再度プラス圏に浮上、結局128円高の14,612円で本日の取引を終了した。また、本日の日経平均の値幅は1,025円となった。物色面では、日経平均の値動きに伴い個別銘柄も大幅に乱高下する中、スズキや富士重などの自動車株や、京セラやTDKなどの値がさハイテク株が堅調に推移した。また、長期金利の不透明感が嫌気される形で昨日大幅に売られた三井不や菱地所などの不動産株や、地銀などが買い戻されている。半面、トヨタや野村HD、コマツ、三菱UFJFGなどTOPIXCore30銘柄で下落する銘柄が目立ったほか、中国景気への懸念などから三井物や三菱商などの商社株が朝高後マイナス圏に沈むなど冴えない動きとなった。値上がり銘柄数は912、値下がり銘柄数は718◎ダウ工業株15294.50(─12.67)▼0.08%◎ナスダック_3459.42(─_3.88)▼0.11%◎NY原油先物__94.25(─_0.03)◎NY金先物1391.80(+24.40)◎寄付前の外資系動向売 1980万株買 2480万株差 _500万株の買い越し◇ 東証第一部売買高上位銘柄 売買高(千株) 終値(円) 前日比(円)1 みずほ (8411) 502,552 206 -12 東電力 (9501) 439,592 702 +633 三菱自 (7211) 333,545 162 +44 マツダ (7261) 223,793 425 +215 三菱UFJ (8306) 187,425 622 -12 ◇ 東証第一部売買代金上位銘柄 売買代金(百万円) 終値(円) 前日比(円)1 東電力 (9501) 301,962 702 +632 トヨタ自 (7203) 203,878 6,230 -603 野村 (8604) 132,814 868 -104 三菱UFJ (8306) 119,543 622 -125 みずほ (8411) 104,746 206 -1 ◇ 東証第一部株価変動率上位銘柄[値上がり銘柄] 上昇率 終値(円)1 フルキャストHD (4848) 18.66% 31,8002 ネクスト (2120) 18.07% 9803 八千代銀 (8409) 13.72% 3,5654 トマト銀 (8542) 13.66% 1835 SKジャパン (7608) 12.40% 408[値下がり銘柄] 下落率 終値(円)1 エコナックHD (3521) -8.20% 562 フルサト (8087) -7.66% 1,0013 TOWA (6315) -7.40% 7384 インテージ (4326) -7.15% 2,3755 協栄産 (6973) -7.11% 2098766 東京海上 3,320 +130 反発 JA共済連と提携に向けた協議。 9824 泉州電 1,239 -93 大幅続落 競争激化や銅価格上昇で今期営業益2%減に一転。 6753 シャープ 565 +43 大幅反発 2014年度に出荷の全モデルに「IGZO」を搭載へ。 3742 ITBOOK 166,000 +30,000 ストップ高 マイナンバー法成立で思惑。 3765 ガンホー 1,080,000 +150,000 ストップ高 25日移動平均線を意識して自律反発。 2502 アサヒ 2,578 +130 7日ぶりに大幅反発 クレディ・スイスが目標株価引き上げ。 4528 小野薬 7,270 +420 大幅続伸 シティグループが投資評価「1」へ引き上げ。 市場からは「為替連動型の動きだ。先物の買い戻しに25日移動平均線をキープしたが、この一両日、先物主導でボラティリティ(変動率)が大きくなっているだけに、どこで落ち着くかを見極める必要があろう。日柄整理に入るのか、それとも波乱が尾を引くのかは不透明だ」(準大手証券)との声が聞かれた。