8日の日経平均 14,285.69円
5月8日大引け14,285.69円前日比+105.45円出来高概算39億1,828万株ドル円相場1ドル= 98.96円長期国債先物価格= 144.72円 JGB10Y=0.595%(+0.005%)、JGB5Y=0.225%(-0.005%)、JGB20Y=1.500%(+0.015%)(15:00現在)本日の日経平均は続伸。前日のNYダウが15,000ドル台を回復した流れを受け、朝方の日経平均は買い先行で取引を開始した。その後も好地合いを背景にじりじりと上げ幅を広げる展開となった。前場中ごろに発表された中国の貿易統計が市場予想を上回った事も追い風となり、後場寄り直後に日経平均は一時14,400円台を回復した。ただ、その後は前日も大幅に上昇していた事から、次第に利食い売りが優勢となり、日経平均は上げ幅を縮めた。大引けにかけては14,300円を挟んだ動きとなり、結局日経平均は105円高の14,285円で本日の取引を終了した。物色面では、ファナックやコマツなどの中国関連株が確りと推移したほか、富士フイルムやニプロなど医療関連銘柄の一角に大幅高となる銘柄が目立った。個別では、主力行が1,500億円規模の追加融資枠を設定したと報じられたシャープが6.3%高となったほか、場中に発表した決算が好感されたALSOKが一時ストップ高まで買われた。半面、住友不や菱地所などの不動産株が軟調に推移。個別では今期業績見通し観測が失望された東芝が売り込まれたほか、昨日決算を発表したGMOが短期的な材料出尽くし感から冴えない動きとなった。値上がり銘柄数は877、値下がり銘柄数は722◎ダウ工業株15056.20(+87.31)△0.58%◎ナスダック_3396.63(+_3.66)△0.10%◎NY原油先物__95.62(─_0.54)◎NY金先物1448.80(─19.20)◎寄付前の外資系動向売 1980万株買 3560万株差 1580万株の買い越し市場からは「(新興市場の)バイオ関連株が崩れ出したことで、先物売りが追随したようだが、それもバイオ関連の戻りで沈静化。相場は変調を来たしておらず、強い動きが続いている。為替はこう着商状ながら、警戒するとすれば、上昇ピッチの速さくらいか」(準大手証券)との声が聞かれた。◇ 東証第一部売買高上位銘柄 売買高(千株) 終値(円) 前日比(円)1 ランド (8918) 167,629 28 +52 みずほ (8411) 155,270 217 -13 東芝 (6502) 153,181 512 -274 シャープ (6753) 96,780 369 +225 野村 (8604) 87,840 788 +3◇ 東証第一部売買代金上位銘柄 売買代金(百万円) 終値(円) 前日比(円)1 トヨタ自 (7203) 113,873 5,840 +802 ドワンゴ (3715) 93,634 731,000 +950003 アイフル (8515) 84,798 1,128 +354 東芝 (6502) 78,045 512 -275 ソニー (6758) 72,459 1,768 +37◇ 東証第一部株価変動率上位銘柄[値上がり銘柄] 上昇率 終値(円)1 宝HLD (2531) 29.53% 1,3162 ランド (8918) 21.74% 283 デジハーツ (3620) 20.90% 2,8924 木村化工 (6378) 18.98% 6275 ニッカトー (5367) 18.48% 513[値下がり銘柄] 下落率 終値(円)1 JPHD (2749) -9.38% 3,3802 アイロムHD (2372) -7.71% 15,2103 日空ビル (9706) -6.68% 1,5084 GMO (9449) -6.64% 1,2385 丸紅リース (9763) -5.86% 2256502 東 芝 512 -27 大幅反落 円安逆効果で前期営業益横ばい 今期増益もコンセンサス下回る。 8766 東京海上 3,250 +145 続伸 市況回復効果で前期経常益29%増に上方修正。 5233 太平洋セメ 272 +19 大幅続伸 セメント需要増え前期経常益約7割増に上振れ観測。 9449 GMO 1,238 -88 大幅反落 WEBインフラ・EC事業の好調で1-3月期営業益15%増も。 7532 ドン・キホーテ 5,470 +380 大幅高 販売好調で今期経常益9%増に上方修正。 6723 ルネサス 304 +17 大幅続伸 オムロン作田会長のCEO就任を材料視。 2331 ALSOK 1,865 +252 一時ストップ高 警備需要増え今期営業益54%増とコンセンサス上回る。