クリスマス明け26日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に続伸。前営業日の24日終値に比べ47ドル7セント高の8515ドル55セントで取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が24日夕、ゼネラル・モーターズ(GM)の関連金融会社で自動車ローンなどを手掛けるGMACの銀行持ち株会社化を承認。GMACが金融安定化法に基づいて資本注入の申請が可能となったことが安心感を誘い、GM株が10%超急伸した。原油先物相場の上昇でエクソンモービルやシェブロンなど石油株も買われ、ダウ平均を押し上げた。一方、クリスマス商戦が低調だったとの調査結果が伝わったことが重しとなり、相場の上値も重かった。この日は25日のクリスマスの祝日に続いて休暇をとる参加者も多く商いは閑散だった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸。24日終値比5.34ポイント高の1530.24で終えた。
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最終更新日
2008.12.27 08:18:23