日産自動車<7201.T>と三菱自動車工業<7211.T>の新型車投入で、国内の軽自動車市場は競争が一段と激化する。20日に会見した三菱自の益子修社長は日産自とともに「4強の一角を目指す」と闘志をあらわにした。
業界関係者の間では、都市部に強い日産自と直接的な競合関係にあるホンダ<7267.T>が少なからず影響を受けるとの見方も出ている。
2012年度の軽自動車の市場シェアは、「N」シリーズの販売が好調だったホンダが前年度の9.8%から18.4%に拡大。ダイハツ工業<7262.T>(33.1%)、スズキ<7269.T>(29.7%)に次いで3強の一角を占めた。一方、売れ筋商品が不足した日産自は前年度の9.0%から7.7%に、三菱自は5.4%から3.7%にそれぞれシェアを落とした。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.05.21 14:43:04