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鳥取県日南町印賀の楽々福(ささふく)神社の鳥居近くにある石碑に、150年ほど前、村人たちに不便を強いていた難所に自費を投じて道をつけた役人の功績をたたえる漢文が刻まれている。漢文は、同町で開業していた医師が有名な儒者に依頼したもので、地元の大宮まちづくり協議会は石碑の後ろに碑文を解説した看板を立て、由緒ある石碑を地域おこしに生かそうと意欲を燃やしている。
まちづくり協議会は地域の活性化に住民自ら積極的に参画してもらおうと二〇〇六年、町内七地区に設立された。大宮の協議会でまちづくりのために地域に眠っている資源を探し、同神社前にある石碑に目をつけた。 石碑に関する資料などを集めている同町折渡の戸※實俊さん(76)の協力を得て、その歴史を調べたところ、石碑の漢文には、約百五十年前に険しいがけで道がつけられず村人たちが困っているのを見て、当時、山奉行として派遣されていた西村久恒が自費を投じて道をつけた功績がたたえられていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月02日 09時14分42秒
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