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カテゴリ:トライアリストの講座
きっちりとした文を書く 061221の課題から 翻訳の勉強をしている人のなかには、「自分がふつうの日本語だと思っているものを使って何が悪い」と居直る人がいます。 いつも家庭で料理をしているから、料理屋でも同じようにやればいいと思っているとしたら、とんだ思い違いでしょう。 それと同じことです。 × ~は~が原因である。 × ~は~が特徴である。 もちろん、日常生活の話し言葉ではまったく問題のないことです。でも、普段着のまま出かけていける場所と、やはりそれでは具合が悪い場所があるように、仕事で医学の文章を書くとなると、ちょっと立ち止まって考えてみましょう。 どこか横着をしているように思いませんか。 一見、「象は鼻が長い」と同じ構造に見えますが、これなら、「象=鼻長」ということでまったく問題はありません。(アラビア語の複合形容詞と同じ理屈です。) ○ ~は~に起因する。 ○ ~は~を原因とする。 ○ ~の原因は~にある。 このうちのどれかに落ち着くところです。 「特徴」も同じことです。 ○ ~の特徴は~にある。 ○ ~は~を特徴とする。 ←ランキングに登録しています。何かちょっとでも得るものがあったと思われたら、ぜひクリックをお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月09日 22時50分19秒
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