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2012年08月26日
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カテゴリ:ドラマ

★ 『 ブラザーズ&シスターズ 』 (Dlife 月~金 13:00~)
http://www.dlife.jp/lineup/drama/brothersandsisters_s4/


米国のホームドラマ。 全5シーズン (2006~2011年)。

現在、Dlife (BS258) にて、第4シーズンを放送中。



『アリー My ラブ』 のキャリスタ・フロックハートが出演しているということで観ているのだが、正直、 『新ビバリーヒルズ青春白書』 に勝るとも劣らないほど、イラつくドラマだ。

見始めてしまうと、次々起こるトラブルの行方が気になって、バッサリ切るのも難しく、早送りで観ているが…。


勿論、毎回、1度くらいはジンとさせられ涙してしまうシーンもなくはないが、深く心に残るという程でもなく、イライラを差し引くと、明らかにマイナス印象の方が強い。


フルーツ卸売り会社を経営する社長が死んだ後の、妻と5人の子供たち (女2名、男3名) の交流と葛藤を中心に描いている。

父親が急死した途端に、妻子らが知らなかった 「借金」 やら 「愛人」 やら 「隠し子」 やらの存在が浮上して大騒ぎ。

長女と長男が父親の会社の経営を引き継いでいるとは言え、いいトシした 40 代、 30 代の姉弟たちが、何かと言うと実家に全員集合し、干渉しあい、相互に依存しあう。


勿論、これはあくまでフィクションで、アメリカ人の標準だとは思わないが、欧米人の言う 「個人主義」 とは、「家族やパートナー至上主義」 ってだけで、精神的に自立している訳ではないのだろうな、と思う。


以下、私の常識では考えられない、この一家の行状の例。


〇 時と場合をわきまえず、 (他人の前でも) 激しい口喧嘩をする。 口汚い言い争いで場を台無しにしておいて、自分らは数時間後には簡単に仲直りする。

〇 とにかく、黙ってることができない。「内緒」 と念を押して話したことは、半日後には、姉弟全員に知れ渡っている。

〇 言えば家族のみならず、関係ない他人を傷つけたり人間関係を壊すと分かっていることでも、自分の気を済ます為に、簡単に暴露する。

〇 姉弟間で、パートナーや浮気相手との性生活の話を平気でする。 「良かった」 とか 「最高だった」 とか、感想まで口走る。


とにかく、この家族にとっては、 「どんなことも包み隠さず報告」し、 「家族全員で共有」 することが大義であり、その過程で、誰かの自尊心やプライバシーが傷つけられるのは、些細で許されるべきことらしい。


まあ、家族内で勝手にやっている分にはいいけど、この中の誰かとパートナーや友達となった人は悲劇だ (純粋な 「友達」は存在しないのか、殆ど出て来ないが) 。


少なくとも、私は、一切関わりたくない。

過去の友人で、 「家族の話しかしない」 、友人としての付き合いに 「自分の家族を入れたがる」 人がいたが、正直、友としては非常に付き合い難かった。


また、ちょっと人気が出て何シーズンも続くドラマにありがちだが、ストーリーが 「後付け」 の嵐で、前のシーズンで散々騒いだ問題が、実は 「嘘でした 」みたいな、安っぽいドンデン返しが多く、それもイライラに拍車をかける。


こういう長寿作品の大半は、出演俳優の出演料の高騰や気まぐれ、衝突などで、重要キャストの途中降板も避けられないものらしく、 「不自然な喧嘩別れ」 とか、 「突然死」 とかが頻発、ストーリーに決定的なボロが生じて、結局は人気低迷の末路を辿る。


まあ、この作品の場合、最初から大して思い入れが無いので、キャストが作中で失踪しようが死んでしまおうが、わりとどうでもいいが、大好きな作品でやられると、結構、ショックだったりする。


しっかりした原作もないのに、長く続きすぎるドラマっていうのも厄介だ。



<関連日記>
2011.11.14. 史上最低の「愚か者たち」・・・『 新ビバリーヒルズ青春白書 』

2012.5.14. 米国ドラマ&バラエティー中心の 新BS 無料放送局 ・・・ Dlife









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最終更新日  2016年10月11日 23時04分21秒
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