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2017年10月25日
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カテゴリ:漫画・アニメ

★ 『 探偵青猫 』 本仁戻 (1999年~)



レンタルコミックにて、既刊6巻まで読了。


ジャンルとしてはBLで、それなりに性描写もあるので万人には薦められないが、そこに押し込めてしまうのは少々勿体ない作品ではある。

最初のうちは、一話読み切り型の、軽い「コメディ探偵もの」といった様相だが、徐々に重いテーマも含んだヒューマンドラマが展開され、案外、感動できたりする。


耽美的な画風や、現実とも異世界とも言い難い独特の雰囲気、軽妙な台詞のやり取りなどは、 『PALM』シリーズ(獣木野生)にも似ているが、ストーリー的には、こちらの方が かなり分かりやすいし、「重いテーマ」と言っても、暗い気分を引きずるほどの悲劇でもないので(これまでのところ、だが)、読後感は悪くない。

こうした一話読み切り型の作品は、そこそこ面白くても、ひとつのエピソードの完結後、すぐに続きを読みたくなるかどうかと言われるとビミョーなものもあるが、少なくとも、キャラクターの関係性など先行きが気になる魅力があり、私は一気に読めた。


ただ、多くのBL作品同様、刊行ペースが遅いので、次巻が出る頃には色々忘れてしまいそうだ(6巻以降、既に5年以上経過しているので、もう出ないのかもしれないが)。

作風さえ気に入れば、購入して読み返す価値は十分あると思う(紙の書籍は絶版状態のようだが)。



<関連日記>
2012.7.25. 獣木野生 『 PALM(パーム) 』 シリーズ …… 独特の作風とキャラクターが 魅力的

2014.7.26. 中村明日美子 『 Jの総て 』…… 映画のように退廃的に 性同一性障害を描く

2015.12.30. 無駄に(?)作画のいい BL漫画家たち

2016.6.22. 西田東 『 天使のうた 』…… 真の愛を得れば、失うことが一層ツラい

2016.7.7. 明治カナ子 『 坂の上の魔法使い 』…… ジャンルに囚われず読んで欲しい ファンタジー佳作



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最終更新日  2017年10月25日 23時37分18秒
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