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岡山でのお仕事が終わって、10月11日土曜日は一日フリーだ。宿泊は倉敷だが、それ以外の計画はなかった。そこで、観光本の地図を見て気になっていた、鳥取県に近い岡山北部の真庭(まにわ)市の蒜山(ひるぜん)高原に行くことにした。
![]() 『ホテル朝食でばら寿司』 朝6時に起床。温泉付きビジネスホテル、ドーミーイン倉敷の定番の朝風呂と朝食。岡山郷土料理のばら寿司がでて、少し感激しながらも、急いでかきこんで倉敷駅へ。 ![]() 『倉敷駅』 そして快速電車サンライナーで12分の岡山へ。岡山駅東口で、岡山―勝山往復バス切符を買い、8時10分 高速バスで、勝山に向かった。 ![]() ![]() 左:『バス切符』 右:『車窓からの旭川』 岡山から勝山までの中国自動車道では、「高速1000円」の影響か、行き交う車は多くて、数回小さな渋滞に巻き込まれた。岡山市内を流れる、旭川(あさひがわ)の上流へと川沿いにバスは走る。久世というところで、このバスと連絡する真庭市のコミュニティバスと並走し、定刻9時40分に中国勝山駅に到着した。 ![]() 『勝山駅でまにわくん』 並走してきた蒜山行きのコミュニティバス まにわくん に乗り換えて、すぐに出発。すでに乗っていた2人の客は、西日本の露天風呂では横綱と称される湯原温泉で降りた。ここで、バスの中はH運転手と、すぐ後ろに座ってる私だけに。くねくねとロマンチック街道を進む。小さなトンネルを過ぎたところで、突然バスが停車した。 「ライトが切れたみたいだ?」とH運転手。 降りて確認すると、大丈夫だったようだ。 「このバスな、古くてガタきてんだよ。あと5日すると新しいの、くるんだよ」 それはよかったねえ、なんて軽く話してると、2人の会話が盛り上がってきた。 時には、民主党政権や日本の将来の話まで飛び出す。 「俺はな、高知の生まれでな、今は蒜山に住んでるんだよ。 いやー最初は、自然豊かなところで暮らすのもいいなと思ったんだけど、 ここホント寒いんだよ」とH運転手 そういえば近くにスキー場もある。 蒜山からは、三つの山が見える。上蒜山、中蒜山、下蒜山と蒜山三座と呼ぶ。 「ところで今日は、蒜山に山登りかい?」と訊かれて、 「別に何しにきたって言う訳ではなくて、普段は海に近いとこに住んでるから、高原なんていいかなって思ってね」と私。 実は、最近話題の蒜山焼きそばとか、ジャージー牛のソフトクリームとか魅力的なんだけどね。 すでに11時頃になっていた。 「ところで俺んとこ、食堂やってんだけど、昼飯食ってかねえか?」 最初は冗談だと思って黙ってたら 「その辺で食ってたってさ、冷凍食品でチーンだろ? どれ、携帯持ってるか? ×××の×××の××××さ 俺の女房出るから、かけろよ」 そこまで来るなら、のっかりましょ。言われるがままに、かけちゃった。 「あのー ちょっとお尋ねします。 乗ってるバスの運転手さんから聞いたんだけど、 これから、昼ご飯食べに行ってもいいですか? 今、蒜山の町に入ってきたとこなんですが」 「はあ?ああ、いいですけどー ではお迎えに上がりますねえ」 ![]() 『蒜山高原センター前』 蒜山高原センターでバス下車。岡山市に比べると、ちょっと寒いね。 この辺で待ってれば、じきに白の軽が来るよ、と運転手に言われて、待つこと10分 11時40分 白い軽と、元気なおばちゃん、すなわちH運転手の奥様登場。 「うちのひと、ホントおしゃべり好きでしょ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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