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カテゴリ:オーディオ一般
秋のオーディオショウとして、最も話題が豊富で注目される東京インターナショナルオーディオショウに行ってきた。
今年は各ブースに自由に入れるせいか、どこでも混んでいた。 珍しく感心したのは、アヴァロンのアイシスをナグラで鳴らしていたシステム。 鮮烈さよりも、バランスの取れたスケールの大きいよい音であった。 ナグラのHDアンプは残念ながらTR式だが、HDプリは真空管式である。しかし、スピーカーが1881万円、パワーアンプがモノ1380万円、プリ1111万円と、恐ろしい値段が付いていた。 ユニークな存在感を示していたのが、フランス製のオーディオニックのスピーカーである。 中音域はダイポールドライバーと呼ばれるユニークな構造で、音の臨場感が素晴らしい。お値段は792万円だとさ。 女性ボーカルを美しく聴かせていたのは、ご存じアヴァンギャルドのデュオ。 ホーン型独特の朗朗と鳴る鳴りっぷりの良さは特筆ものだ。お値段は682万円。 今回、最も良い音だったのはこれ。ソナスファベールのストラディバリG2アニバーサリー。 人の声や弦楽器の音が実に美しい。ただし、お値段はペア880万円。創立40周年を記念したモデルで、世界で120台の限定生産だそうな。 フェーズメーションの211パラシングルアンプがいよいよ発売されるらしい。 お値段は何とペア1430万円だとさ。音は悪くないけれども。 トライオードはジュノンブランドの試作機を展示。 プリとパワーだが、幾らになるのやら。 海外メーカーを中心に値上げが目白押しですね。国産のアキュフェーズやラックスマンなどはお値段も可愛いものに思えてきます。オーディオという趣味が、日本ではごく一部の人のものになりつつあると実感させられる経験でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.11.04 19:00:23
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