何を持って本物と偽物と言うのかは、難しいんですが。人の見分け方を教えて欲しいとおっしゃる人が居るので、おおざっぱに講釈して置きます。ラッキーが基準にしているのは、本物と言える人物は、極めて普通の人で、奇抜さが無い人。例えば、宗教人などで、ヒゲや髪の毛を普通以上に長く伸ばしている人や、人前に出る時は、法衣や作務衣などに着替えて、如何にも普通の人では無いと言わんばかりの振る舞いをする人、何時も作務衣などを着ている人は別。こんな人は、偽物で、ハッタリを噛ましている人が多い。自分に真の自信が無いからなんですが・・・
この事は、宗教人ばかりの話しでは無く、一般的な社会の中でも言える事です。ラッキーがよく使う言葉に「形ぁーするんじゃー、おえもせんのに」と言う言葉を昔はよく使って居ました。どう言う意味かと言うと、いざと成ったら逃げるのに格好をつけて見せると言う意味です。ヤクザ家業の人達でも、銭に成らないのは、如何にもと言う風に見せかけます。中には本物のとっぱーも居て、鉄砲の弾と呼ばれている、いわゆるチンピラと言う手合いです。これが一番難義な生き物で、事を混ぜるんです。何かにつけて・・・
それはさて置き、自分の言動に自信が無く、内容が伴わない人は、何かにつけて突っ込まれたくないから、ハッタリを噛ますものなんです。ですから、恰好から見て如何にもと言う風に見える人、偉そうに見える人、立派そうに見える人と言うのは、危ない人が多いと思って居て間違いありません。自分の中に真成る物があり、腹の据わっている人と言うのは、この様な恰好をつける必要が無いから、極めて自然で普通の人です。偉ぶる訳でも無く、極端にへりくだる訳でも無く、淡々として、ひょうひょうとしている。こんな風な人が本物の人だとラッキーは思います。
ラッキーは、年から年中作務衣で生活して居ますが、極めてシンプルな安物の作務衣で暮らして居ます。なぜかと言うと、汗臭いのが嫌だから一枚でも多い方が良い。ただそれだけの事です。何か、大層な事を言う気がしたでしょう。残念でした。ラッキーも若い時は、恰好を付けて来た人ですが、今は、何かに付けてシンプルなのが一番楽なんです。ぼろは着ていても心は錦で、西陣などには興味はなく成りました。無印で本物これを目指して居る今日この頃で、侘び寂びの世界に興味しんしんで、何処までシンプルに暮らせるかを今、楽しんで居る最中なんです。話しがややそれましたから、元へ。
人を見て、見抜く自信が無ければ、その人の周りに居る人を見て判断してください。周りに居る人が、明るく楽しくして居るかどうかを見て判断することも大事な事だし、的外れな事には成らないと思います。例えば、どこかに家を立てたり移転する場所を探す時、適当な場所が見つかったら、最低でも、朝昼晩の時間帯に何度か行って見て、周りの様子などを観るのは常識でしょう。それと同じで、同じ条件だけを見ていたのでは、中々真実は見えて来ません。偽物は美しい黄昏の如しに飾っているもので、本物は霞の中に隠れているものなんです。
あなたの幸せと健康を祈ります(^^)v
【ラッキーの一言】何事も、自分自身の在り様で、様々に見えるものなんです。
ラッキーでした(^O^)/
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