結婚して丁度三年ほどに成る女性が、先生、結婚をしたら一生添い遂げ無くては成らないんですかと尋ねるんです。それはそれぞれの人の価値観で判断して貰うほか無いと申し上げたんです。ラッキーは、こう思うと言ったところでどうなるものでもないでしょうと言うと、それはそうなんですが、先生の中では結婚とはどの様な意味を持つものなんですかと突っ込まれたので、何時も言っている通りに答えました。結婚とは、二人に取って二つの意味を持って居て、ひとつはお互いが癒される関係に成るカップルと、お互いが成長する為に砥石の上で研ぎ合う関係に成るカップルとに分かれると。
そして愛だの恋だのと言う夢遊病者の時間は三年で終わりを告げ、それより先、もしも夫婦生活が続いて行くとしたら、先ほどの夢遊病者が求めていた「愛情」と言う概念以外の概念が育っているからです。子供の為とか、お金の為とか、尊敬とか、感謝とか、その様な別の概念が生れて居なければ、離婚調停でエネルギーをすり減らしているか結婚とはなどと尋ねて居ることでしよう・・・
ギリシャ、ローマの時代より結婚とは自由の放棄成りと言われている様に、結婚とはゴールでは無く、スタート地点なんです。お互いを磨く為の。お互いが癒される関係にあるカップルはお互いを研ぎ合えませんから成長はありません。もともと人間関係とは、砥石の上で研ぎ合う関係なんですが、結婚と言う特別な家族関係を作るのは、愛情という一方通行の愛を学ぶ為で、見返りを考え無い愛のことを愛情と呼びます。愛情より下の次元の愛を愛欲と言い、して上げたんだから、して返して、倍返して欲しいなどと、自分勝手に愛欲の泥をかき混ぜる、世の中全般の愛の事です。
そして夫婦の関係も、産まれて来る前からシナリオ通りに必然的に物事が進んで居ますから、別れる人はどんなことがあっても別れるし、別れない夫婦はどの様なことがあっても別れませんから、そんなに別れる、別れないを問題にしない方がエネルギーの節約になると思います。なんじゃーかんじゃー言いながら添い遂げて行くエネルギーも、離婚のことで神経をすり減らして戦うことに使うエネルギーも同じくらいの量のエネルギーが消費されますから、出来る限り省エネで生きて行く方が賢明ではないでしょうか。今日は結婚についてでした。
あなたの幸せと健康を祈ります(^^)v
【ラッキーの一言】人間関係は砥石の関係で、価値観が違う関係は最上の砥石を手に入れたも同じことです。
ラッキーでした(^O^)/
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最終更新日
2013.09.24 22:09:38
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