2014年06月の記事一覧 | 素敵なこと、京都から。

可能性がつくる不安。、

雨だ。突然、それもひどい。そろそろ帰ってくる娘に連絡案の定、充電切れの模様。長い待ち時間を覚悟してバス停まで迎えに出た。もう一本の傘を持って。路面に跳ね返る雨粒の勢いから豪雨の激しさと轟音を予測しつつ携帯から好きな曲を聴きながら豪雨の中に飛び出した。豪雨に繰り出せる理由をみつけて嵐を楽しんだ。さすが週末遅い時間でも人の往来が多い。お父さんを待つさつきちゃんのように果てしなく娘を待った。携帯のない時代、こんなことは普通にあったのに連絡できる手段を持つことで取れない連絡が不安を煽るとは歪んでるなと思いながらひたすら雨の中にいた。

June 29, 2014

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drivers seat

病院の駐車場が空くのを気長に並んで待っていた。休暇を取ってきたので、仕事のメールを携帯でチェックしてたら FMから小田和正の特集が流れてきた。視線を上げると深く曇った空があり澄んだ歌声が落ちてきた。何度も聞き慣れた歌詞のはずが、なぜか今日はクリアに聞こえた。久しぶりに握ったハンドル曇った空歌声落ち着く材料が揃ったことで、随分久しぶりに気分が場所を見つけた気がした。狭い運転席の中で。

June 27, 2014

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抽斗から。

もう少し手を伸ばしてみようか。赤ちゃんのハイハイも自転車のたま無しも鉄棒の逆上がりも次のステップへ進むために小さな手を伸ばしていた。新しいことを手に入れるため次は次へと成長の階段を上った。満足してはいない。けれども、勝手に手を打ちそうになっていた。好奇心と無邪気さをやっぱり抽斗からだしてこよう。なんとでもなる。なんとでもしようか。

June 24, 2014

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柔軟剤

夜の冷たい空気が外に干した洗濯物の優しい柔軟剤の香りを連れて入り込んでくる気持ちがいい日曜日は終わってしまったけれどまた新しい週が始まる。柔軟剤の優しさでまた始めよう。今日いただいた思いをエッセンスにして。

June 22, 2014

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夏至

今日がお日様の天明日から少しずつ昼間の時間が短くなる。かなり寂しい。小学生で習ったお日様の高さと気温が遅れるわけその不変の規則は毎年の様にこの時期に私に復習をもたらす。忘れない訳は私たちが星回りの中で間違いなく生きているということ。動かせない法則を嘆くよりお日様に向かって顔を上げよう。忘れずに登り来るお日様の正直に向き合って。辛くとも進もう。

June 22, 2014

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かたち

幸せのかたちのこだわりを打ち破らなければならない。人の価値観がどんどんと変わりつつあるこの時代、自分が何を大事に思い何処に幸せを感じるのかを惑わされずして見極めることが近道の様な気がする。何気ない風景をひろう言葉と日常の空気を描くドラマが私はとても好きなことが答えのような気がする。

June 20, 2014

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良くないふわふわ。

こういう時、いつも私は変に冷静でいられる。目の前に起こることとこれからやって来るであろうその事態をドラマの１場面のようにやり過ごすのだ、たぶん。ふわふわと。決まってふわふわとしているのがその時の鍵でやはり視点が定まっていない事に気付くのはずっと後。そうして、歓迎したくない事実を抱え易いように持ち易いように畳んで重ねる。私が抱えるべき現実をどうしてでも果たしてゆかねばならない。

June 18, 2014

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小さな私。

大きなものを見上げると何故か胸がすく。自分の小ささを確認できるからだろうか。何者でもないただの自分鎧を纏わなくても無条件で小さな自分に真っ直ぐでいられるからかもしれない。鉄の塊であろうとそれは冷たくも頑強でも大きいというその存在感だけにもたれかかりたいと思う。小さな私。

June 18, 2014

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月よりさきに。

月が登るのが、遅いから眠ってしまうよ明日は出張少しだけ遠くへ。考え事の結果は、探しても出ない。娘たちの悩み事は、期限付き。進みたい未来とそれを叶える努力。倣いながら月より先に休ませてもらうね。

June 15, 2014

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さようなら。

嵐は来なかった。期待外れのお天気を慰むように月が浮かんでいた。ぼんやりと優しいその黄色がなんとも云えず早くに西に見送った。また戻ってくる約束に間違いは無いから安心してさようならが言える。先のわからないさようならは淋しい。それが先のわからない事だと後で気づくさようならはもっと淋しい。いづれも、わかっていたらのこと。わからないうちに不意にそれがやってくるやもしれん。だから、やっぱり暮らしはシンプルの方かいいと思うのです。

June 11, 2014

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最後の灯。

去年買ったアロマキャンドルがとうとう終りを迎える気配。蝋燭が無くなるまでの根気を持ち合わせていなかった。初めて観る最後の瞬きそこらじゅうの酸素を両手でかき集めて灯すあかり。振り絞ること。搾るほど果たせているだろうか、この炎みたいに

June 9, 2014

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丸い氷。

昨夜から続く頭痛に悩まされ、一日中臥している。頭痛薬も珍しく効かない事と家族が皆出払ってていることの組み合わせは神様からの休養の命令。娘のお弁当を作ってからキッチンには立ち入らずひたすら布団の中に日が暮れてきた。曇り空が少し晴れて識別の付かない水色の空にスガシカオとか山崎まさよしが似合う。ラジオから「困難だって乗り越えて行けるよ」「最後までやってみよう。」励まされて身体を起こして丁寧につくったアイスカフェオレが凄く美味しくてそして、溶けた氷の角が丸くてちょっと元気でた。

June 7, 2014

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環境。

積み重ね重ねてここまで来た。まだまだ低い低い。けれど、一年前よりは確実に積み上がっている。日々の業務に追われながらもそれでも、手にしたいモノを貪欲に掴みにかかる。ずいぶんの勇気を振り絞って。自分の背中を自分で押して。珈琲が飲めなくなったけど進めることができるならそれもありかと言い聞かせ次の一歩へ、

June 4, 2014

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追いかけたいもの。

久しぶりに出会った月は高い所から私を見下ろして夜になる前にさっさと西の山に消えていった。会いたくても追いかける術もなくただ残像を思いその光のかけらを集める。晴れた空に光っても太陽の目映さに紛れてその存在は見えることはなく闇を背にしたときだけ光輝ける刹那真っ黒な空に。比較ではない。たとえ見えなかったとしてもその絶対の存在が支えとなる。輝きは目の前にあるのではなくその存在に存在しているのだと見えるものが全てではない。

June 2, 2014

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グランドにて。

ラクビー部の同級生らが練習してるというので買い物の帰りにグランドを覗いた。陽が少し傾いたとはいえ、 30度を超える暑さの中、 40代も後半に差し掛かろうとする友人たちがボールを追いかけていた。開け放した校舎の窓から軽音楽部が練習をしていた。グランドの隅では野球部がお掃除をしている。まるでこの高校に通う生徒のような錯覚に陥りながら昔、そうしていたように何にも考えずぼんやりと練習を眺めた。土埃、遠くからのかけ声懐かしくて心地よかった。何でもない当たり前の風景と訪ねてゆける友人がそこに居てくれることがすごい嬉しい。

June 1, 2014

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