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テーマ:ひとりごと(15010)
カテゴリ:思い出話。
新幹線の車窓の向こうは
全部真っ暗で 海も陸も畑もすべて 境目がない どこからがはじまりで どこまでが果てなのか 検討すらつかない ただこの乗り物に乗れば わからないところを通って 何100キロを駆け抜ける。 もう、全部振り切って 棄ててしまえたら と、 何度思っても 停車駅には、 こうこうと灯りがともり 現実が大きな口を開けて嗤う 逃げられないのだ。 有耶無耶な窓の向こうに 隠れてしまえば 逃れられるのだろうか いや、 対峙しなければ 超えることはできない。 ニゲヨウト思うから ニゲラレナイのだ 境目にきたら あの人が言った言葉を ときどき取り出そう たった何秒かでいい もう一度だけ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 21, 2019 10:39:38 PM
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