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テーマ:将棋について(1299)
カテゴリ:「し」-将棋の話題
そんなことを思った第70期将棋名人戦第5局でした。
2勝2敗で迎えたこの勝負。 7番勝負を大きく左右する天王山とも言えます。 ここで勝利して防衛に王手を掛けた森内名人。 いやいやお見事でした。 棋譜を見ていないので何とも言えませんが、おそらくこの勝負はどちらかに失着が出たとかそういうレベルではなく、がっぷり4つに組んだままずっと闘ってきた相手を、ついに最後に捻じ伏せた、そんな勝負だったと思います。 ちなみにこの勝負、私は当初羽生さん優勢かと思っていました。 と言いますのは、この勝負直前まで森内名人は絶不調で9連敗したこともありました。 連敗自体は止まりましたが、それでも好調とはとても言いがたかった森内名人。 流石にストレート負けするとは思いませんでしたが、正直分が悪いとは思っていました。 しかし、そんな私の予想を覆すような展開に持っていった森内名人に感服しました。 小学生の頃からライヴァルだった森内・羽生の両名。 やはり、その頃から意識しあう相手だけに、火事場のバカ力のようなものが働くのだろうか? それがこの結果に繋がっているのだろうか。 でも、それは羽生挑戦者も同じだろう。 星の上では有利になった森内名人だが、羽生さんも決してこのままでは終わらないと思います。 さらなる注目が高まる第6局も素晴しい熱戦を期待します! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.06.02 08:25:30
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