徒釣草

昨日、常宿の庄治郎丸からマルイカ釣にいってきました。

釣り場は平塚西沖、ポイントは大磯沖からスタートし徐々に西に移動二ノ宮沖でターンし大磯沖で沖上がりでした。

探査開始してからなかなか船が止まらない。
やっと止まってどうぞ、スタートしてしばらく船中音沙汰なし、こんなことが何回か続きこりゃー今日もと思ったのですが程なくボチボチ釣れ始めました。

右舷４名の舳に座れました。
朝方、釣れ出したのですが艫から当たりが出る。

胴の間のお二人組はとっても上手、特に艫寄りの方がだいたい投入後一発目を掛ける。
それから大艫の方、暫くしてお隣の人。

次は自分の番と期待して待っているのですがどうかすると蚊帳の外に置かれたり、釣れても他の人の上げたのと比較して型が嫌になるぐらい小さい。

一回だけでしたが仕掛が投入途中で止まる、糸ふけを取るとずしりと重い。
ムギイカが５ハイ付いてきました。

胴の間のお二人は順調にマルイカの数を伸ばしていますので、ムギイカでもなんでもいいから釣れてほしい心境。

和潮なのかけっこう潮は速い、海岸から直角に沖合まで潮目ができている。
この潮目の近辺にサカナが集まっているのか、何回か道具を入れました。



そのうち北東風が南西に変わりどんどん強まってくる。
海が悪くなるに伴い当たりが無くなる。

大磯沖にもどったとろでやっと微かな当たりが出始める。
今度は舳から、しかも胴の間、艫にはほとんど行き渡らないよう、逆蚊帳の外。

でも型が超ミニサイズ、逗子名島沖のマルイカと兄弟みたいな感じ。
ミニサイズの為か当たりがあってもなかなか掛らない、掛っても巻き上げ途中で逃げるのであまり数は溜まりませんでした。

釣果、マルイカ１８杯、ムギイカ１８杯とぴったし同数、お土産には充分でした。
竿頭、次頭は胴の間のお二人、朝の大差でお二人には追いつかなかったようです。

ちょっと道具についてセコイ話を。

ホビン５号にフロロ４号を繋いだ直結・直ブラ兼用の自作仕掛を使っていました。
先日の伊豆ではあまり気にならなかったのですが今回ホビンとフロロの繋ぎ目にカンナか引っ掛かって逆向きにスッテが上がってくることが多発しました。

スッテが逆さまになっていてはイカはぜったい釣れない、これは致命的欠陥です。
フロロはスッテ交換するためだったのですが、よく考えたらホビンの単価は１円/ｍですからなにもフロロに繋がないでもスッテ間のホビンを全交換すれば済むんですね。

今日、次回の仕掛を作りましたがスッテ間の繋ぎを無くして総ホビンで作りました。
なんとか良い結果がでるといいのですが。


マルイカ戦線はいよいよ浅場に突入。
相模湾では烏帽子周辺、江ノ島から鎌倉沖、逗子沖、になります。

マルちゃんもミニサイズ、これに対応しなければと頭を捻りました。
出した結論はキス竿の改造。

今まで使っていた自作のキス竿を、両軸リールを使えるようにガイド数を増やして、竿尻に延長バッドを付けました。
延長バッドと言っても竹竿をノコギリで切って竿尻に押し込んだだけなんですが。

今回の釣行でこの竿を使いました。
合わせの感覚がちょっと狂って何回かイカを掛け損ないましたがなんとか使えるようです。